現実では理不尽な上司が裁かれることは少ないですよね。だからこそ、物語の中で正義が勝つ作品を見ると、私は気持ちがスカッと軽くなることがあります。
ということで、
「真面目に働いているのに、なぜか怒鳴られる」「悪いのは上司なのに、理不尽だわ」そんな日に見てほしい映画・ドラマを、実際に見て「これはスカッとした!」と思えた作品の中から10本選びました。
どの作品も実際に見てスカッとした、私の感想も一緒に載せています。作品紹介するのにややネタバレしています。まったく先入観なしで観たい人はここでストップしてください。
この記事はこんな人におすすめ
- 上司が嫌い、顔を見るのもしんどい
- パワハラで心が疲れている
- とにかくスカッとしたい
- 理不尽に立ち向かう主人公を見たい
この記事でわかること
- パワハラ・理不尽な会社に疲れた人におすすめの映画・ドラマ10選
- スカッと系/社会派系、自分に合うタイプの選び方
- 今の気分に合う作品の選び方
パワハラ上司で疲れた日におすすめドラマ・映画の選定基準
今回は次の3つを基準に10作品を選びました。
- 会社・職場が舞台になっている
- 理不尽な上司や組織が登場する
- 見終わったあと、前向きな気持ちになれる
「ただ暗い・つらいだけ」で終わる作品ではなくて、見た後に自分がスカッとするものだけを選んでいます。
この記事を書いた理由
私がこの記事をなぜ書こうかと思ったのかというと、パワハラで悔しい思いをしたときによく妄想してたんですよね。自分がパワハラ上司をぶっ飛ばす強めの設定で。そんなときに後から紹介する『七つの会議』を見てめちゃくちゃスカッとしたんです。次の日も「あの主人公みたいにやってやるぞ〜!」とパワーをもらえた。今、パワハラでしんどい思いをしている人にも伝えたい!そう思って、この記事を書きました。
休職中は、本や映画、ドラマをたくさん見て過ごしました。その中でも「もう一度見たい」「誰かにも勧めたい」と思えた作品だけを今回紹介しています。
私の詳しいプロフィールはこちらで紹介しています。

【作品早見表】パワハラ上司に疲れたときにおすすめの映画・ドラマ
まずは、今回紹介する10作品の早見表です。
作品名をタップすると、その作品の紹介にジャンプできます。
※表は横にスクロールできます/◎=パワハラや職場いじめが物語の中心、○=理不尽な組織や上司は登場するが主軸ではない/配信情報は2026年7月時点のものです。全てイメージ画像です。
パワハラ・理不尽な会社に疲れた日に見たい映画・ドラマ10選!
ここからは、パワハラ上司や理不尽な会社に疲れた日におすすめの映画・ドラマ10選を紹介します。
順位はつけていないので、気になった作品から読んでみてください。あらすじ・スカッとポイント・どんな日に見てほしいか、そして実際に見た私の感想までまとめています。今日の気分に合う1本が見つかれば嬉しいです。
【ドラマ】半沢直樹シリーズ

あらすじ
池井戸潤の原作小説をドラマ化した作品。バブル期に東京中央銀行に入行した主人公、半沢直樹。そんな主人公が組織内部の不正や理不尽、圧力に「やられたらやり返す、倍返しだ!!」と立ち向かう。こんなに敵がいるのかってくらい、ほぼ全員が敵。支店長を信じて、5億だまし取られ「すべて半沢が勝手にやった」と言いふらされてしまう。出向処分をくらう前に、ターゲットの弱みを握りたい主人公はどう乗り切るのか。
スカッとポイント
「やられたらやり返す、倍返しだ!」の数々のシーン。逃げ道をひとつずつ潰して、不正を隠した相手を追い詰めていく所がすごいスカッとする。私はスカッとし過ぎてパワハラ上司に言い返しちゃった。笑
こんな人におすすめ
- 上司の失敗の責任を押しつけられた人
- パワハラが原因で仕事を辞めたくても辞めれない人
- バブル世代を知っている人も知らない人も
こんな日におすすめ
- 言い返せなくて、家に帰ってから悔しさがこみ上げてきた日
- 社内政治で「またやってる…」うんざりしたとき
- パワハラで労基に相談しても話にならなかったとき
配信:U-NEXT
見た感想:
池井戸さんご自身が元銀行員ということもあり、「これって実話なの?」と疑うほどのリアリティー。仲間の協力を得てパワハラ相手に立ち向かう姿勢に「こういう人間になりたい」と思いました。演技なのか、胡散くさいやつも登場して、「いつ裏切るのか?」ハラハラする。迫真の演技で、顔芸がたびたび登場して笑っちゃう。
正直、過去の作品だし「今更見てもつまらないのでは?」と思ったけど、社会現象になったのも納得の面白さがありました。最後まで展開が全然読めなくて、シーズン2もそのまま一気見するほど。まだ観ていない人を羨ましく思う。

【韓国ドラマ】梨泰院クラス

あらすじ
Netflixで社会現象になった韓国ドラマ。転校初日、財閥「長家(チャンガ)」の御曹司がクラスメイトをいじめている現場を見て、思わず殴ってしまった主人公パク・セロイ。相手が父親の勤める会社の社長の息子だったせいで退学になり、父も職を失ってしまう。さらにその直後、父がひき逃げで亡くなる。犯人はあの御曹司。それなのに財閥の力で罪はもみ消され、別の人間が身代わりになる。前科者になったセロイが、15年かけて梨泰院の小さな居酒屋から巨大企業に立ち向かっていく物語。日本リメイク版「六本木クラス」も見やすくておすすめ。
スカッとポイント
金も後ろ盾もない前科者が、15年かけて財閥を追い詰めていく。しかも相手と同じ汚いやり方は使わない。あれだけ強気だった長家の会長が、最後にどんな顔をするのか。
こんな人におすすめ
- 理不尽な相手に、無理やり頭を下げさせられた経験がある人
- 会社の外に自分の居場所を作りたい人
- 日本ドラマにない展開を求める人(1話目で引き込まれます)
こんな日におすすめ
- 悔しくて眠れない日
- 「あと何年この会社にいるんだろう」と先が見えなくなった日
- 連休があって、一気見できるとき(全16話)
配信:Netflix
見た感想:
正直、好みがキッパリ分かれる作品です。
私も、ヒロイン役のイソが苦手で3話目でリタイヤしたことありました。
けど、主人公が肩書きや見た目で人を判断せず自分のプライドを突き通す姿に惚れて結局、全話見てしまった。というのも、とにかく主人公が膝をつかない。「頭を下げろ」と言われても、殴られても、信念だけは曲げない。ここまで一本気な主人公、なかなかいないと思ったから。中盤までとにかく面白い、終盤はややグダるけど恋愛要素もあって日本ドラマに飽きた人におすすめしたいです。
個人的に居酒屋「タンバム」に集まる仲間キャラがイチオシ。どこかからはみ出した人たちがチームになっていく。理不尽な職場にいると、こういう場所があるだけで羨ましくも泣けてくる。見終わったあと、なぜか「私もお店やりたい」と思ってしまいました(単純すぎ)。
【ドラマ】ハケンの品格

あらすじ
時給3,000円のスーパー派遣社員・大前春子(篠原涼子)が主人公。フォークリフトから語学まで資格を大量に持っていて、どんな仕事も完璧にこなす。そのかわり残業も飲み会も歓迎会もぜんぶお断り。「時給が発生しませんので」と言い切る。派遣は下、正社員は上。そんな空気が当たり前だった職場で、正社員たちが右往左往している横で、春子が淡々と仕事を片付けていく。
スカッとポイント
飲み会も歓迎会も「時給が発生しませんので」でバッサリ。正社員が残業でバタバタしている横を、春子だけがコートを着て定時に帰っていく。あの背中がとにかくカッコイイし、気持ちいい。
こんな人におすすめ
- 資格の勉強を始めたいけどなかなか行動に移せない人
- 派遣・契約・パートで、立場の弱さを感じている人
- 断るのが苦手で、いつも仕事を引き受けてしまう人
こんな日におすすめ
- 行きたくない飲み会を、また断れなかった日
- 自分の仕事じゃないことを押しつけられた日
- 1話だけスカッと気晴らししたいとき
配信:Hulu/Amazonプライム・ビデオ
見た感想:
放送は2007年ですが、今見てもまったく古っぽさがない。むしろ「時間外は働きません」が言えるようになった今のほうが刺さる内容です。私はこのドラマを見たとき派遣社員をやっていたんですが、偉そうにする社員の態度に共感しまくり。心に「春子」を宿すと、明日の仕事も頑張れます。
私が好きなのは、無茶を言われたときに春子が言い返さないところ。ぐうの音も出ないくらい完璧に仕事をして黙らせる。言い返すのが苦手な人や繊細な人ほど気持ちがいいと思う。定時で帰るだけで申し訳なさそうにしていた頃の自分に、これを見せてあげたかったなぁ。

【韓国ドラマ】ヴィンチェンツォ

あらすじ
イタリアのマフィアで顧問弁護士をしているヴィンチェンツォ・カサノが、地下に隠した金塊を回収するために韓国へ帰ってくる。ところがその金塊が眠るビル「錦加(クムガ)プラザ」は、巨大企業バベルグループから立ち退きを迫られている真っ最中だった。法律では絶対に勝てない相手に、主人公はマフィアのやり方で報復していく韓国のダークヒーローもの。
スカッとポイント
バベルグループがやることは、証拠を消す、弱い立場の人を切り捨てる、法廷で平気で嘘をつく。裁判で勝てない、告発しても揉み消される。その現実の壁を、法律の外側から全部ひっくり返してくれます。ただし暴力描写はわりとハードなので、そこが苦手な人は無理しないでくださいね。
こんな人におすすめ
- まっとうにやっている自分だけが損をしていると感じる人
- 上司や会社に正論が通じなくて、諦めた経験がある人
- どんでん返し・少しブラックな笑いが好きな人
こんな日におすすめ
- ずるい人だけが得をしているように見えた日
- 正しいことを言ったのに、自分が悪者にされた日
- 何も考えずに悪役が倒されるところだけ見たいとき
配信:Netflix
見た感想:
1話90分で全20話と、もうこの時点で見るのをためらう。
けど、SNSで話題だったから、ひとまず5話まで我慢してみたら、サイコパスVSイタリアンマフィアの設定が最高でした。意外にも笑いながらゆるっと観れる作品です。
あと悪役が本当に嫌なやつ。だからこそ、それを容赦なく潰していくのが気持ちいい。エグい場面も出てくるけど、基本はコメディだから塩梅がちょうどイイです。あとシリアスな展開の途中で、急にコントみたいなシーンが挟まるのも好き。なんなのあれ(笑)カッコいい俳優目当てで見るのもおすすめです。
【映画】空飛ぶタイヤ

あらすじ
走行中のトレーラーからタイヤが外れ、歩道の母子を直撃して母親が亡くなる。整備不良を疑われたのは、その車を走らせていた運送会社「赤松運送」の社長・赤松徳郎(長瀬智也)。警察の家宅捜索、取引先の契約解除、銀行の融資引き上げ、子どもへのいじめ。会社も家庭もボロボロになるなかで、赤松は「うちの整備は間違っていない」と大企業ホープ自動車の欠陥を疑い、たったひとりで調べ始める。三菱自動車のリコール隠し事件がモデルになった作品。
スカッとポイント
終盤、大企業の中にも「これは間違っている」と思っていた人たちが動き出します。ずっとひとりで責められていた社長に、少しずつ味方が増えていく流れがいい。実際にあった事件がもとになっているぶん、リアルよりのスカッと。
こんな人におすすめ
- 自分のせいじゃないことで責められている人
- 「うちの会社、何かヤバイ」と感じている人
- 2時間で完結する作品が見たい人
こんな日におすすめ
- 重たい作品を見ても大丈夫そうな日
- 同じサイクルで日常に退屈を感じているとき
- 休みの日の午前中、ゆっくり見る時間があるとき
配信:U-NEXT/Amazonプライム・ビデオ/DMM TV
見た感想:
2002年に起きた実際の事故を基に作られた実話という事もあり、全体的に重めの展開です。実際、ニュースにならない会社の責任逃れ、隠蔽など「大人の事情」で片付けられるものって多いと思います。人が亡くなってから大ごとになるのって、リアルだし考えさせられます。ぶつけようの無い、ご遺族の怒りもお察しします。
だからこそ後半の逆転がスカッとする。小さい会社の社長が、大企業が隠していたものを引きずり出していくところ、見終わったあとに「泣き寝入りしなくてもいいんだ」と思えました。人生何が起こるのか分からない、誰でも加害者、被害者になる社会。当たり前のことが幸せだったんだと、気づかせてくれます。
【ドラマ】下町ロケット

あらすじ
宇宙開発の研究者だった佃航平(阿部寛)が、父の町工場「佃製作所」を継ぐところから始まる物語。大口の取引先には突然切られ、ライバル企業からは言いがかりのような特許侵害訴訟を起こされ、銀行には融資を引き上げられる。それでも自社が持つバルブシステムの特許を武器に、大企業・帝国重工のロケット部品づくりに挑んでいく。
スカッとポイント
言いがかりみたいな特許訴訟を、技術と証拠でひっくり返すところ。大企業が「金で解決しよう」と持ちかけてくるのを、佃社長がきっぱり断る場面も何度かあります。お金でも立場でもなく、積み上げてきたもので勝つ話です。
こんな人におすすめ
- モノづくりの仕事をしている人
- 夢破れて、挑戦することを諦めてしまった人
- 全10話でテンポよく見たい人
こんな日におすすめ
- 頑張って作ったものを、雑に扱われた日
- 「どうせ私の仕事なんて」と思ってしまった日
- 何話でも見ていられる元気があるとき
配信:U-NEXT
見た感想:
うまくいかなくてドーンと落ちるところまで落ちて、最後に大逆転するところが最高すぎた。原作も良いですが、ドラマから先に入っても楽しめます。
「下請けだから」「小さい会社だから」という場面が何度も出てきます。けど、職人の誇りやプライド、みんな一生懸命に仕事をする姿勢にハッとするものがある。
私は社会に出てから、損得勘定をするクセがつきました。何をするにも「これをやってメリットあるのか?」と考えてしまう。けど、この作品を見てからは、夢って素晴らしいし、挑戦することに意味があるんだって再確認できました。社員たちの顔つきがだんだん変わっていくのも見どころです。
【ドラマ】陸王

あらすじ
創業100年の老舗足袋屋「こはぜ屋」。足袋が売れなくなり、廃業も見えてきたなかで、社長の宮沢紘一(役所広司)が足袋づくりの技術を活かしたランニングシューズ「陸王」の開発に乗り出す。立ちはだかるのは、資金を渋る銀行と、妨害してくる大手スポーツメーカー・アトランティス。そして、ケガでどん底にいる実業団ランナー・茂木裕人との出会いが物語を動かしていく。
スカッとポイント
大手に引き抜かれ、蹴落とされ、それでも「陸王」を履いて走る選手がゴールに向かう終盤。胸がすくというより、こみ上げてくるタイプの気持ちよさです。地道にやってきた人がやっと報われる瞬間を、時間をかけて見せてくれます。
こんな人におすすめ
- 地道にやってきたことが、誰にも評価されないと感じている人
- 年齢や会社の規模を理由に、諦めかけている人
- 泣いてすっきりしたい人
こんな日におすすめ
- 頑張っても報われないと思った日
- 手のひらを返されて、人間不信になりそうな日
- 泣ける作品で気持ちを流したいとき
配信:U-NEXT
見た感想:
「諦めなければなんとかなる」分かってるけど、難しい。現実は甘くないわ!と思っている人こそ刺さる作品です。
何回も失敗が続くシーンがあります。そんな厳しい中、社長の諦めない姿勢に見ていてグッとくる。こんな社長だったら倒産になろうが、ついていく社員も多いだろうな。もちろん最後はスカッと要素もあります。結果にたどりつくまでの過程もきちんと描かれていて、泣けました。感情的になる人も登場するけど、それがリアルで人間くさい。
理不尽に負けそうな側が、それでも走り続ける。「ちゃんとやっている人が報われてくれ」と願いながら見てしまう。今回の10本のなかで、いちばん泣ける寄りかもしれません。
【映画】シャイロックの子供たち

あらすじ
舞台は東京第一銀行・長原支店。ノルマ、出世競争、上司の顔色。息が詰まるような支店で、ある日100万円が消える。犯人捜しが始まり、行員たちは疑心暗鬼になっていく。半沢直樹と同じ池井戸潤原作ですが、こちらは倍返しの爽快劇ではなく、追い詰められた人たちを描くミステリー寄りの作品です。
スカッとポイント
上司にとって都合のいい駒として使われてきた人が、裏で何をしていたのか。怒鳴るわけでも殴り込むわけでもなく、静かにやり返します。倍返しのような爽快感ではなく、心の中で「よくやった」と拍手したくなるタイプ。
こんな人におすすめ
- ノルマや数字に押しつぶされそうな人
- いじめ・パワハラを見て見ぬふりをしたことがある人
- 展開が読めないミステリー作品が好きな人
こんな日におすすめ
- 会社の理不尽さを、誰かにわかってほしい日
- 数字に追われて心がすり減った日
- スカッとするより、考えながら見たいとき
配信:U-NEXT/Amazonプライム・ビデオ/DMM TV/TELASA
見た感想:
目の前に大金があったら、受け取りますか?
まさに自制心が試される話で、銀行が舞台だけど、難しいこともなく何も考えずに見れます。銀行マンが不正にお金を受け取るなんて絶対ダメ。そんなの誰でも分かっているんですが、いざ、目の前にあると自制できるのか?見ている側も試されているような気分になります。
私はこの作品で、言い方を間違っただけで理不尽な目に遭ったことを思い出しました。当たり前なんだけど、人に流されてばかりではいけない。自分の中の正義を守りたい、そんな気づきをくれる作品です。
【映画】新聞記者

あらすじ
東都新聞の記者・吉岡エリカ(シム・ウンギョン)のもとに、大学新設をめぐる匿名の告発文書が届く。一方、内閣情報調査室のエリート官僚・杉原拓海(松坂桃李)は、世論を操作する仕事に違和感を抱えたまま日々をこなしている。組織の指示と、自分が正しいと思うこと。その板挟みになった2人を描いた社会派サスペンスです。
スカッとポイント
胸のすく決着はありません。そのかわり、上からの指示に「おかしい」と言えるかどうかを、最後までずっと問いかけてくる作品です。それでも声をあげる側に立つ人の姿を、見たい日に。
こんな人におすすめ
- 守るべきものと自分の気持ちにギャップを感じる人
- 社会派サスペンスの作品をじっくり見たい人
- 実際にあった出来事に関心がある人
こんな日におすすめ
- 少し元気があって、じっくり考えたいとき
- 「おかしいと思う自分がおかしいのかな」と思ってしまった日
- スカッと系を見終わって、別の後味を味わいたいとき
配信:Hulu(Amazonプライム・ビデオはレンタル)
見た感想:
スカッとする作品ではありません。むしろ、ずしんと重い。
それでも10本に入れたのは、「組織の言うとおりにするか、自分の良心を取るか」という迷いが、会社員の悩みそのものだったからです。杉原が家族の顔を思い浮かべながら葛藤する場面は、上司の指示に飲み込まれそうになったことがある人ほど刺さると思います。元気が少し戻ってきた日に、じっくり見てほしい1本。
主演は韓国の女優さんで、内容が内容なだけに「日本で演じる人がいなかったのかな?」とも感じ取れる。ラストは賛否両論あるのも納得です。けど、その方が記憶に残りやすいというか。単純に映画見て「よかったー」で終わらせない、どっぷりの余韻に浸れます。ぜひ、余裕があるときに!
【映画】七つの会議

あらすじ
中堅メーカー・東京建電の営業一課が舞台。ノルマ至上主義のパワハラ上司・坂戸課長を、万年係長で居眠りばかりしている八角民夫(野村萬斎)がパワハラで訴える。ふつうなら握りつぶされるはずの訴えがなぜか通り、課長のほうが更迭されてしまう。なぜ?——そこから、会社ぐるみで隠されていた大きな不正が少しずつ見えてくる。
スカッとポイント
パワハラ上司が、序盤であっさり会社から消えます。しかも訴えたのは、いつも居眠りしている万年係長。そこから「なぜあの訴えが通ったのか」の裏が暴かれていって、最後は「会社のために生きるのか、自分のために生きるのか」を突きつけられます。
こんな人におすすめ
- パワハラ上司の下で、我慢するしかない人
- 会社のために、自分のことを後回しにしてきた人
- 顔ぶれの濃い日本映画が好きな人
こんな日におすすめ
- 上司の顔を思い出しただけでイライラした日
- 「なんで自分ばっかり」と思った日
- 2時間だけ、会社のことを忘れたいとき
配信:U-NEXT/Amazonプライム・ビデオ
見た感想:
パワハラ上司のいる職場で疲れている人に一番おすすめしたい大好きな作品です。私もかれこれ3回は見ました。ひとつひとつのシーンに無駄がなく、飽きのない展開にラストまで一気に引き込まれる。
職場の雰囲気の悪さ、上司の同調圧力、何も言えないときの表情。
自分の職場と同じすぎて胃がキリキリした。笑
配役やストーリーも素晴らしいですが、元経理職としては「経理職VS営業マン」があるあるすぎて。どちらも自分の仕事をしているんですが、やっぱり衝突することがあるんですよね。特に経費だからといって何でもかんでも好き勝手する営業とか。
この作品で登場する敵役の経理マンは、正直、優秀だと思います(あることを除いては)。
八角さんの堂々とした態度、やることはちゃんとやる姿勢にパワーもらえる。
10本のうち1本だけ選ぶなら、私はこれをすすめます!!!!!

スカッと系?社会派?時間を無駄にしない選び方のコツ
同じ「会社の理不尽」がテーマでも、見終わった後の後味は作品によって違います。
「見たいものから見たら良いんじゃない?」が一番なんですが迷っちゃいますよね。そんな多すぎて分からないよ!という方のために、シーン別でおすすめの選び方を用意しました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
思いっきりスカッとしたい人
- 半沢直樹
- 梨泰院クラス
- ヴィンチェンツォ
- ハケンの品格
胸がすく決着がはっきりしていて、見終わった後にスッキリしたい日に!
泣いて気持ちを整理したい人
- 下町ロケット
- 陸王
- 空飛ぶタイヤ
理不尽と戦いながらも、人の頑張りや絆に心を動かされたい時に。
会社のリアルを描いた作品が見たい人
- 七つの会議
- シャイロックの子供たち
- 新聞記者
爽快さよりも、組織の中でのリアルな葛藤に共感したいあなたに。
パワハラをテーマにした映画が面白い理由
はっきりと「見れば楽になります」とは言い切れませんが、こんなふうに感じる人は多いようです。
- 「自分だけじゃなかった」と思える
- 主人公に感情移入することで、ストレスを発散できる(カタルシス)
- 正義が勝つ結末を見ることで、少し希望を持てる
現実で溜め込んだ気持ちを、物語を通して代わりに発散してもらう。そんな感覚に近いかもしれません。
もちろん、つらい気持ちが強い日は無理に見る必要はありません。「今日は見ない」という選択も、自分を大切にする方法のひとつです。
今日は2時間もしんどい…そんな日におすすめ
映画やドラマを最後まで見る元気がない日もありますよね。そんなときの選択肢です。
- 『ハケンの品格』を1話だけ見る
- 『半沢直樹』を1話だけ見る(「倍返しだ」の名シーンだけでも)
- YouTubeで名シーンだけ見る
- コメディ寄りの作品(ハケンの品格・ヴィンチェンツォ)を選ぶ
最後まで見きらなくても大丈夫です。気になったシーンだけ見るのも、立派な息抜きです。
よくある質問
パワハラ映画を見ると逆につらくなりませんか?
人によっては、パワハラのシーンを見ることでつらい記憶がよみがえることもあります。そういう日は無理に見ず、コメディ寄りの作品や、結末だけ先に知ってから見るという方法もあります。
気持ちが晴れないのは変ですか?
変ではありません。物語を見ても気持ちが晴れない日もあって当然です。効果には個人差があるので、「今日はハマらなかったな」で大丈夫です。
実話がもとになった作品はありますか?
『空飛ぶタイヤ』は三菱自動車のリコール隠し事件をモデルにしています。『新聞記者』も、実在の記者の著書を原案にしていますが、事件そのものはフィクションです。
家族と一緒に見ても大丈夫ですか?
基本的には問題ありませんが、『ヴィンチェンツォ』はダークな暴力描写を含むブラックコメディなので、お子さんと見る場合は内容を確認してから見るのがおすすめです。
まとめ:映画を見て気分をスッキリさせよう!
ここまで、パワハラや理不尽な会社を描いた映画・ドラマを10作品紹介しました。
原作・池井戸潤が多くなってしまいましたが、どの作品も面白いのでおすすめです。
現実では、理不尽な上司や納得できない出来事が、そのままになってしまうことも少なくありません。それでも、映画やドラマの中では、主人公がまっすぐに立ち向かい、最後には報われていきます。
その姿を見て「また明日も頑張ろう」と思える日もあります。
もし「この作品もスカッとした!」という映画やドラマがあれば、ぜひ教えてください。私もまた新しい作品に出会えたら、この記事に追加していきます。
あわせて読みたい|リフレッシュしたい日に
映画以外の方法で心を休めたい方へ。休職中に癒された作品をまとめています。
相談先の例:厚生労働省「こころの耳」(働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト)











