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新卒で9ヶ月ですぐ退職した私は甘えだったのか|辞めて気づいた本当の理由

1月の真冬、私は新卒で入社した会社を9ヶ月で退職しました。

入社初日から、いきなり電話対応。

相手が何を言っているのか分からなくて、頭が真っ白になりました。業界の知識も頭に入らないまま、「失敗できない」というプレッシャーだけが積み重なっていく。

気づけば毎朝、吐き気と動悸。

上司の怒る顔が怖くて、会社に向かうだけで足が重くなっていました。そしてある日、朝起きた瞬間に涙が止まらなくなったんです。

「この仕事、向いていないんじゃないか」

そう思うたびに、自分を責めてばかりいました。

でも今なら分かります。あのときの私は、「甘え」ではありませんでした。

この記事では、新卒で9ヶ月で退職した私が気づいたこと、退職後の行動など実体験をもとにお伝えします!

YODAKA

新卒で仕事を辞めたいと思ってる人の勇気になれば嬉しいです!

目次

新卒で9ヶ月で退職した私が「甘えだ」と思っていた理由と原因

多くの人が、たくさん面接を受けて、ようやく内定をもらいます。

志望動機を何度も練習して、不安と戦いながら挑んだあの期間。だからこそ、「新卒で辞めたい」と思う自分に対して、どこかで「甘えなんじゃないか」と感じてしまうんですよね。私もそうでした。

せっかく入社できたのに、すぐ辞めたいなんてダメだと思っていました。

でも、その「甘え」という感情には、ちゃんと理由があります。

ここでは、私自身が感じていたことや、周りから言われがちな考えをもとに、なぜ「新卒で辞める=甘え」と思ってしまうのかを一緒に整理していきます。

理由①:「3年は続けるべき」という思い込み

  • 最低でも3年は続けるべきという空気感
  • みんな我慢しているという考え
  • 「やりがいは後からついてくる」と言われる
  • 「最初は辛いのが当たり前」と思いこむ

「石の上にも三年」という言葉があるように、社会人は最低でも3年は続けるべきだとよく言われます。私も「最初はみんな辛いもの」「やりがいは後からついてくる」と信じていました。

周りも新卒で我慢しているのに、自分だけ辞めたいと思うのはおかしいんじゃないか。

そう思うほど、「続けること」が正解で、「辞めること」が間違いだと感じてしまっていたんです。

理由②:すぐ辞める=ダメ人間と思ってしまう

  • ストレスに弱い自分を責めてしまう
  • またすぐ辞めるのでは?と周りが気になる
  • 「これだからゆとり世代は」と言われるイメージ
  • 人生が終わったように感じてしまう

仕事がつらいと感じるたびに、「自分はストレスに弱いだけなんじゃないか」と責めていました。すぐ辞める人は根性がない。また同じことを繰り返すんじゃないかと不安になる。さらに、世間で言われる「ゆとり世代は打たれ弱い」というイメージも重なって、「やっぱり自分はダメなんだ」と思い込んでしまう。

辞めたい気持ちよりも、自己否定の方が大きくなっていました。

理由③:「新卒カード」を無駄にした感じ

  • もう一度新卒としてやり直せない不安
  • せっかくのチャンスを無駄にした感覚
  • 浅い職歴に傷がつくのが怖い
  • 退職理由を説明するのがしんどい

新卒というタイミングは一度きり。

だからこそ「ここで辞めたら終わりなんじゃないか」と強く感じていました。

もう一度新卒としてやり直せない不安や、せっかくのチャンスを無駄にしてしまった後悔。短い職歴が傷になるのではないか、次の面接でどう説明すればいいのか。

そんな不安が積み重なって、「辞める=リスク」としか考えられなくなっていたんです。

新卒で辞めてから気づいた「本当の理由」4つ

①「好き」と「得意」は違う|自己分析が足りなかった

  • 現場の過酷さを実感
  • 自己分析が足りていなかった
  • 向き・不向きがある

学生の頃は「なんとなく興味がある」「好き」という理由で仕事を選びがちですが、実際に働いてみると現場の大変さや求められるスキルにギャップを感じました。私は業界への興味だけで選んでしまい、向いているかどうかまでは深く考えていませんでした。

私の場合は、大好きな趣味が仕事になればいいな、なんて思っていたんです。

プロのバンドマンが音楽を辞めたいと思う時があるように「趣味」と「仕事」は必ずしもイコールではありません。

仕事には向き・不向きがあり、「好き」だけでは続けられないこともあります私は新卒を9ヶ月で辞めて、身をもって実感しました。

② 人間関係は運ゲーだった(環境選びの重要性)

  • 人間関係がほぼ9割
  • 実際に働かないと分からない
  • 静か・わいわい・黙々などの違い
  • 嫌な人がいると一気にしんどくなる

働いてみて強く感じたのは、人間関係が仕事のしんどさを大きく左右するということです。どれだけ仕事内容が合っていても、上司や同僚との関係が悪いとしんどい。

逆に、人間関係が良い職場は続けられる。

静かな職場が合う人もいれば、ワイワイした環境が合う人もいます。実際に働かないと分からないからこそ、難しいですよね。特に社会経験がない新卒の人は、自分に合う環境が分からなくて当たり前。

また、ライフイベントによっても合う環境が変わるため環境選びは、私たちの永遠のテーマです。

③ 続けること=正解ではない

  • 合わない場所にいる方がリスク
  • 自分に合う仕事はすぐに見つからない
  • 若いだけでやり直せる

社会では「とにかく続けることが大事」と言われがちですが、合わない環境で無理を続けることが正解とは限りません。むしろ、心や体を壊してしまう方が大きなリスクです。

私自身、辞めるまでは「逃げ」だと思っていましたが、今は「自分を守るための選択」だったと感じています。あと、見切りは早い方が良い。無理を続けるよりも、早めに見直すことが大切だと感じました。

若いうちはやり直しもきくからこそ、無理に耐え続ける必要はないです。

YODAKA

当時、会社を辞めるか悩んだ時に父がかけてくれた言葉を新卒のみなさんに共有させてください。

「自分に合う仕事なんぞ、30代になってからようやく分かるもんだ」

父は転職を4回し、40代で未経験の営業職へ飛び込みました。今まで事務関係をしていた人がいきなり営業職につくのは大変だったかと思います。ですが、還暦を過ぎてもトップの成績を維持したまま、今も現役で楽しそうに働いています。

④ 労働条件は想像以上に大事だった

  • 残業の多さ
  • 定時で帰れるか
  • 昇給や将来性

働く前はあまり気にしていなかった労働条件も、実際には心身に大きく影響します。

「残業が多すぎる」「休みが少ない」「将来の昇給が見えない」

こういった状態が続くと、どんなにやりがいがあっても続けるのは難しくなります。

仕事内容だけでなく、「納得できる条件かどうか」も同じくらい大切です。

私の場合、残業は30分単位で計算されるルールがあり、50分働いても残業代は30分しかつきませんでした。さらに年末年始も休みがなく、交代勤務。

やりがい重視で手取りは約10万円。これでは生活が成り立たず、「このまま続けていいのか」と強く感じました。

なので新卒を9ヶ月で辞めたことは、結果的に自分の確認不足だった部分もあったと感じています。

何でも他責にするのは嫌なので自分の反省も込めて、

  • 自己分析はしっかりやろう!
  • 労働条件面は妥協しないで!

この2点だけでも、新卒・会社を辞めたいと思ってる人に伝えたいです。

新卒で会社を辞めた後に私がとった行動

新卒で9ヶ月で退職したあと、私はすぐに再就職はせず、約1年間は働かない期間を過ごしていました。とはいえ、何もしていなかったわけではありません。

当時の私は、こんな行動をしていました。

再就職までの具体的な行動

  • ひとまず東京へ2泊3日のひとり旅(環境をリセットしたかった)
  • ハローワークで失業手当を申請するも対象外(※1年未満のため)
  • 人生のロードマップをノートに書き出す
  • 独学で資格の勉強をして取得
  • その後、派遣社員の経験を積み、経理職へ転職

辞めた直後は「この先どうしよう」「人生終わったかも」と不安でいっぱいでした。でも少しずつ自分のやりたいことや向いていることを整理する時間になっていきました。

正直に言うと、ここまでの道のりはまったく順調ではありません。

私はその後、転職を3回経験しています。

高卒だったこともあり、資格勉強には強い苦手意識がありましたし、せっかく資格を取っても「経験者優遇」の壁に何度もぶつかりました。

最初は派遣社員として経験を積み、そこからようやく正社員に。

正社員として5年働いたものの、今度はパワハラに悩み、1年間の休職を経て退職しました。そして現在は、フリーランスとして働いています。

詳しくはこちらの記事でリアルに語りました。

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YODAKA

振り返ると、決してきれいな道ではなかったし、遠回りばかりだったと思います。。。

それでも今は、「生きている」と実感できるし、仕事が楽しいと心から思えています。もし今、「辞めたら終わりかも」と感じている人がいたら、そんなことはないと伝えたいです大丈夫だよ!

結論:新卒ですぐ辞めたいのは甘えなのか?

新卒で9ヶ月で退職した私が出した答えは、「甘えではない」ということです。

最初から自分に合った仕事に出会える人もいれば、私のように遠回りをして、ようやく見つける人もいます。

どちらも間違いではありません。どちらも、その人にとっての正解です。

私はいくつかの仕事を経験したからこそ、自分に向いている働き方を見つけることができました。だからこそ、今「辞めたい」と感じている人に伝えたいです。

辞めても、人生は終わりません。

合わない環境から離れることは、逃げではなく「選択」です。

ただ、ひとつだけ大切にしてほしいことがあります。

それは、感情だけで辞めるのではなく、「なぜ辞めたいのか」を一度しっかり整理すること。

  • なぜ今の仕事がつらいのか
  • 何が自分に合っていないのか
  • どんな働き方なら続けられそうか

これを考えた上で、次の環境を選ぶことが大切です。

働いてみないと分からないこともたくさんあります。だからこそ、「合わなかったら変える」という選択肢を持っていていい。遠回りに見える道も、あとから振り返れば、ちゃんと意味があります。

※ちょっとした余談ですが、

失業手当は基本的に「一定期間働いていること」が条件になります。

私は9ヶ月で辞めてしまったので対象外でしたが、あと少し続けていれば受け取れた可能性がありました。もし今すぐ辞めるか悩んでいる人は、「制度的にどうなるか」も一度だけ確認しておくと安心です。知っているだけで、選択肢が増えることもあります。

YODAKA

お金の余裕は心の余裕に繋がるよ〜

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まとめ

新卒で9ヶ月で退職した私は、当時「甘えなんじゃないか」と何度も自分を責めていました。でも今は、あのとき辞めた選択は間違いではなかったと思っています。

  • 新卒で辞めたいと思うのは甘えではない
  • つらいと感じている時点で、心と体からのサイン
  • 合わない環境に無理に居続ける必要はない
  • 大切なのは「続けること」ではなく「壊れないこと」

遠回りに感じる道でも、ちゃんと自分にとって意味のある経験になります。

今、仕事がつらいと感じているなら、それはもう十分に頑張っている証拠です。

無理をして耐え続ける必要はありません。自分を守る選択をしてもいいんです。あなたが安心して働ける場所は、きっと他にもあります。あなたのペースで、あなたの人生を選んで大丈夫です。

「もう無理かも」と感じているなら、はじめから専門家に頼るのも一つの方法です。その後、メンタル不調になった話はこちらでまとめています。

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この記事を書いた人

職場の人間関係やパワハラに悩んだことをきっかけに、「隣の繊細さんラボ」を立ち上げました。繊細な気質ゆえに、がんばりすぎてしまったり、人の顔色を気にしてしまったり。同じようにしんどさを感じている方に向けて、体験談や対処法を発信しています。この場所が、少しでも心を休められる“ひとやすみの場”になれば嬉しいです。

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