休職中、何をして過ごせば良いのかわからない!そんなあなたへ。
私も長いこと休職していたんですが、どうやって過ごしてきたかというとアニメをひたすら見ていました!
この記事では、私が実際に休職中に見ていた作品のなかから、本当に助けてもらったおすすめのアニメを5本選びました。
「見てよかった」ではなく、「あのとき見ていなかったら、もう少し回復が遅れていたかもしれない」と思えるものだけを厳選して選びました!!!「今日は何をしようかな」「何もする気が起きない」そんな、疲れている方にこそ見てほしい内容となっています。
YODAKANetflixで見れる作品を集めてみたので、気力があるときに1本だけ気になる作品をチェックしてみてくださいね。
HSPの私が休職中「人気のアニメ」で疲れた経験
HSPの私は休職中に人気といわれるアニメをたくさん見続けてきました。王道からマイナーまで、Netflixのアニメを全部見たんじゃないかってくらい、1日中ずっと見ていた。けれど、「あれ?逆に疲れてない?」と思ったものもありました。休職中におすすめのアニメを紹介する前に、どんな基準で選んだのかご紹介します!
刺激の強い作品が体にこたえる
過激なバトルシーンや、ギラギラの照明が光るような作品。「面白いのに、なんか疲れるなぁ」という感覚、心当たりはありませんか?単純に目が疲れているのもあるけど、「この勝負、絶対に負けないぞ!!」の主人公になんだか物申したくなる。「世の中、そんな甘くないからな!練習したからって負けるときは負けるんだよ」なんて。笑
社会の荒波で捻くれてしまった私には、真っ直ぐすぎる主人公が合わない時もある。
「それくらい平気でしょ」と思うかもしれないけれど、HSPにとって「見終わった後の感情の残り方」は思っているより長い。特に感情的な対立シーンや、理不尽に誰かが傷つくシーンは、見た後もしばらく頭の中でリプレイされることがある。消耗している時期には、そのコストが大きくなります。
体がこたえるのは、それだけ真剣に見ているということでもあるんです。
「選ぶ」だけで疲れてしまう
休職中に一番しんどかったことのひとつが、「何かを決める」という行為そのものだった。
お昼ご飯に何を食べるかも決められない。コンビニで商品を選ぶのに10分かかる。そういう状態のとき、Netflixを開いて「今夜見るアニメ」を選ぶのがどれだけ大変か。
何十分もサムネイルを眺めて、あらすじを読んで、「でも1期から見るの長いな」「これってグロいシーンある?」「評価が高いからって自分に合うとは限らないし」——そうやって悩んでいるうちに体力がなくなって、結局何も見ずにスマホを置いて横になる。
その繰り返しでした。
HSPは情報処理が深いぶん、「選ぶ」という行為で消費するエネルギーも大きい。
普通なら10秒で決まることを、「これで本当にいいのかな」「後悔しないかな」と深く考えてしまう。それ自体は悪いことじゃないんだけど、消耗しているときには余分な重さになる。
この記事を読んでいるあなたも、似た経験があるんじゃないかと思って書いています。「誰かに選んでもらいたい」というその気持ちに応えたくて、この記事を書きました。
休職中におすすめのアニメの選び方
ということで、今回ご紹介するのは、休職中におすすめのアニメ5作品です。以下の3つの基準で選んでいます。
①刺激レベル
暴力・怒鳴り・激しい感情対立が少ないかどうか。主人公が弱すぎない、偉そうじゃない人柄。
「見終わったあとにぐったりしない」ものを選びました。
②1話あたりの時間
体力ゼロでも途中で止めやすいかどうか。
「1話だけ」と思って始められる、ほどよい長さも大事です。
③どんな人におすすめなのか
休職中と言っても、人によって元気かどうか人によって違うと思います。
観てどう感じたのか、どんな人におすすめなのかも一緒に紹介!
刺激が少ない・1話が短い・疲れた状態でも観れる——この3つで選んでいます。
「刺激が少ない=おもしろくない」ではないので、安心してください。
おすすめ①:サイレントウィッチ|魔術使いの主人公のHSPアニメ


放送時期: 2024年秋アニメ
1話の長さ: 24分
話数: 全13話
視聴できる場所: Amazon Prime Video/Netflixほか(※執筆時点の情報です)
刺激レベル: 低め
どんな作品?
原作はライトノベル。主人公は、魔術学校に通う少女・モニカ。彼女は天才魔術師として名を馳せているけれど、実はひどい人見知りで、人前に出るのが大の苦手。(この時点でもう共感しちゃう人もいると思う。)
そんな内気な天才彼女だが、色々な事件を解決していくワクワク系のストーリーです。
ミステリー要素ややあり、恋愛、駆け引きがテンポよく物語が進んでいきます。
原作とアニメは少し違うところがありますが、両方とも1回見ると続きが気になっちゃう作品です。
観て感じたこと
主人公、モニカはとにかく内気です。
魔法呪文を唱えるのが恥ずかしくて、わざわざ「無詠唱魔術」を習得した天才でもあります。
確かに、自分が主人公だったら、「エクスペクトパトローーーナァアーーム!!」と大声で呪文唱えるの、恥ずかしすぎて無理かもしれない。笑
引っ込み思案な性格にも共感するし、苦手なことを克服するんじゃなくて、別の得意なことで強さを補うという戦略は見ていてスカッとします。「HSPの主人公が、自分の壁と向き合っている」それがこの作品の唯一無二の面白さです。
個性的なキャラクターが多いので、「この人、推し!!」がきっと見つかると思います。私が好きなのは黒猫のネロです。彼はモニカがピンチの時に助けてくれる「大物」なんですが、可愛いのにカッコよくて推しています。
おすすめの人
- 現実離れした世界線に憧れがある人
- ワクワクした気分になりたい時
- ちょっとだけ前向きな気持ちになってきた
どちらかというと、休職中のちょっとだけ元気になってきたタイミングがおすすめです。
おすすめ②:違国日記|孤独を肯定してくれる物語


放送時期: 2026年1月〜3月
1話の長さ: 24分
話数: 全12話
視聴できる場所: Netflixなど各種配信サービス(※執筆時点の情報です)
刺激レベル: 低め
どんな作品?
小説家の槙生(まきお)は、自他共に認める孤独好き。社交が苦手で、人間関係に不器用で、でもそれを「問題だ」と思っていない。「人と分かり合えなくても、自分の世界を持って生きていける」という軸で動いている人です。
そんな槙生のもとへ、両親を事故で亡くした姪・朝(あさ)が引き取られてくる。全然タイプの違う二人が、一つ屋根の下でぎこちなく共存していく物語です。
号泣するような展開は正直なく、淡々と日常が積み重なっていく作品。
観て感じたこと
この作品は、「孤独は悪いことじゃない」とはっきり言ってくれます。
槙生という大人の女性が、小説を書きながら孤独を愛しながらもちゃんと自分の世界を持って生きているのを見せてくれる。それがカッコいい。
職場や家族、人間関係のあちこちで「なんで伝わらないんだろう」と消耗してきたHSPにとって、わかり合うことを「ゴール」にしなくていいという視点は、斬新だけど、いいなと思った。
槙生が朝に「わかり合えなくていい。ただそこにいていい」というメッセージを、言葉じゃなくて行動で見せてくれる場面がある。あの後半シーンで、「私も今は、わかってもらえなくていいのかもしれない」と思えた。
「なんでうまくできなかったんだろう」「あの職場でもっとうまくやれていたら」——そういう気持ちがぐるぐるしていた休職中に、「わかり合えなかったことを誰かのせいにしなくていい、自分のせいにしなくていい」という視点が、ちょっとだけ楽にしてくれた。
そういう視点の転換を、このアニメは静かにくれます。
おすすめの人
- 家族とすれ違いが多いとき
- ぐるぐる思考が止まらない人
- 自分を責めがちな人はハマると思う
家で考えごとが止まらない時に、ぜひ観て欲しい作品です。
おすすめ③:できる猫は今日も憂鬱|職場で消耗した人へ


放送時期: 2023年秋アニメ
1話の長さ: 24分
話数: 全12話
視聴できる場所: Amazonプライム、Netflixなど(※執筆時点の情報です)
刺激レベル: 非常に低い
どんな作品?
OL・幸来(サク)は職場では几帳面で有能。でも家に帰るとズボラ女子へと崩れていく。部屋もめちゃくちゃ汚い。そんな彼女の家には、人間のように買い物に行ったり家事をしたりする巨大な猫・諭吉(ゆきち)がいる。
割烹着きて、普通にスーパーで買い出しする黒猫なんだけど、めっちゃめちゃ癒される作品。
ほとんどいい人しか出てこない、悪い人がいないのがこの作品の魅力です。
職場の同僚も嫌な人じゃないし、意地悪な上司も出てこない。ただ「幸来がどうやって日々を乗り越えているか」と、諭吉との日常が静かに積み重なっていく。「悪役がいない」安心感は、刺激に敏感なHSPには本当にありがたい。
観て感じたこと
「外では頑張れるのに、家に帰ると力が抜けてしまう」この感覚、あるあるすぎる。
職場では気を張って、刺激をキャッチしながら、みんなの空気を読みながら働く主人公。帰宅してドアを閉めた瞬間に糸が切れて、そのままソファから動けなくなる。やらなきゃいけないことがあるのに、体が言うことを聞かない。
そんな主人公の飼い猫が、ご飯やお風呂、お酒を用意してくれるんだけど
この作品を見た人はみんな、こう言うに違いない。
「こんな猫、うちに来てほしい!!!!」「猫、飼いたい!!!!」と。
諭吉は幸来に何も求めない。崩れていても、うまくできなくても、ただそこにいてくれる。「無条件で受け入れてくれる存在」の描き方が、休職中の身にはじんわりくる。
「職場で消耗したHSPが、猫に癒される」——そういう作品です。
おすすめの人
- ゴミ出しがしばらくできていない状態の人
- 外出するのが億劫に感じている
- 動物に癒されたい
ボーッとしながら、何も考えずにアニメを観たい時におすすめです!
おすすめ④:リラックマとカオルさん|体力ゼロでも見られる


配信: 2019年 Netflixオリジナル(ストップモーション)(※執筆時点の情報です)
1話の長さ: 11分
話数: 全13話
刺激レベル: 非常に低い
どんな作品?
独身アラサーOLのカオルさんは、真面目で几帳面。でもその「真面目さ」が、自分へのコンプレックスにもなっている。「もっとうまくできたはず」「なんであんな失敗をしたんだろう」と、小さなことを引きずってしまうタイプ。
カオルさんのアパートにはリラックマ、コリラックマ、キイロイトリが住み着いていて、彼らの「がんばらない日常」が静かに展開される。1話11分のショートアニメ。
実写的なストップモーションアニメで、かわいいが充満している。
「ちょっと不思議な世界に入り込む」感じで、日常のしんどさから少し離れられる。あとリラックマの声が意外と低いのも、なんだか可愛い。
観て感じたこと
リラックマたちは、がんばらない。
特に急がない。いいことがあれば喜ぶし、何もなくても、ホットケーキを食べてのんびりしている。
「努力しすぎてきた人が、がんばらない姿に安心できる作品」です。
それから、1話11分という長さ。体力ゼロのとき、「24分、見きれるかな」という不安はある。でも11分なら「1話だけ」と思って始められる。「いつでも止めていい」という心理的なハードルの低さが、休職中には本当に助かった。
カオルさんが一人でホットケーキを食べているシーンとか、リラックマたちがただ縁側でぼーっとしているシーンとか、「何も起きていない」シーンがいちばん好き。何も起きなくていい。それが休職中にはちょうどよかった。
途中で、ぐうたらばかりするリラックマ達に「働いてほしい!」という喧嘩する場面があって
キイロイトリやリラックマ達が、失敗しながらも、せっせと生活費を稼ぐシーンに思わず号泣してしまった。健気すぎて、もう、尊すぎるだろう。
おすすめの人
- とにかく何もしたくない状態が続いている人
- 疲れすぎて食欲がないとき
- かわいいキャラクターに癒してほしい
「あなた今日も頑張ったね」って言葉より、ただそこにいてくれる存在の気楽さ。このアニメには、休職中こそ見てほしいアニメです。
おすすめ⑤:氷の城壁|壁を作るHSPの気持ちが見える


放送時期: 2026年4月〜放送中(2026年春アニメ)
視聴できる場所: 地上波、Amazonプライム、Netflix、各種配信サービス(※執筆時点の情報です)
1話の長さ: 24分
刺激レベル: 低〜中
どんな作品?
傷つくことを恐れて、感情に壁を作る小雪。周囲に合わせることで自分を守る、適応型の美姫。親しみやすいキャラで場を和ます陽太と、1人ぼっちな人を放置できない湊。この4人のそれぞれの視点で物語が展開していきます。
注目したいのが、小雪と湊です。
対照的な二人の関係を軸に描かれる恋愛アニメですが、ほぼ青春と友情がテーマになっています。
この作品がユニークなのは、「繊細さ」の二つのパターンが可視化されているところ。
壁を作る繊細さと、馴染もうとする繊細さ。
どちらも傷つきたくないから、自分なりの方法で自分を守っている。
この作品は「恋愛アニメ」と聞くとキラキラしたイメージを持つかもしれないけれど、テンポがゆっくりで感情描写が丁寧です。激しい展開はなく、二人がゆっくり距離を縮めていく過程が静かに描かれます。「刺激が少なめな恋愛アニメが見たい」という気分のときにちょうどいい作品。
観て感じたこと
主人公、小雪のように「傷つくから壁を作る」という行動パターンを持つHSPは多いと思う。
感じ取りすぎるから、最初から深く関わらないようにする。失望するのが怖いから、期待しすぎない。仲良くなりそうになると、なぜかこっちから引いてしまう——そういう経験はありませんか?
小雪の行動を見ていると、「これは冷たいんじゃなくて、自分を守ってたんだ」と腑に落ちる感覚がある。「自分の繊細さが『キャラクター』として描かれているから、客観的に自分を見られる」——これがこの作品の一番の価値だと思っています。
物語は、高校生の恋愛がテーマなんだけど社会の隔たりを共感と肯定へと導いてくれる。自分とは何か?自分自身を愛すること、自分を認めてあげることを優しく気づかせてくれる作品です。
おすすめの人
- 自分のことが大嫌いな人
- 人見知りで人間関係がうまく築けないとき
- モヤモヤした感情がずっと心にある
心理描写がかなり繊細に描かれている作品で、自分へのお守りとしてみて欲しい作品です。
まとめ:休職中はおすすめのアニメで助けてもらおう
休職中におすすめのアニメ5本を通して、共通していることがひとつあります。
「誰かが誰かを、無条件で側にいてくれる」場面があること。
たぶん休職中にいちばん欲しいのは、そういう視点なんだと思う。
「あなたのままでいていい」という言葉を、言葉じゃなくて物語として見せてくれる。アニメのなかにそれを見つけて、少し息ができた、という体験をぜひ味わってみてください。
アニメを見て休むことは、怠けじゃないです。
「仕事に繋がるための休み方をしなきゃ」と思っていた時期の私に言いたい——何もできない日があっていい。ただ画面を眺めているだけの日があっていい。笑えなくても、泣けなくても、ぼーっと見ているだけでいい。それも、回復の一部だと今は思っています。
5本の中から1本だけでも、あなたにとっての「安心できるアニメ」が見つかったら嬉しいです。
私もそうやって、少しずつ回復できた気がしています。



休みながら回復することって、ちゃんとした仕事ですよ。アニメを見て休むのも、そのひとつ。「だらけてる」と責めなくていいです。
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相談先の例:厚生労働省「こころの耳」(働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト)









