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HSPにおすすめの音楽7選|「元気になれる曲」より、美しくて切ない音楽を

HSPおすすめ曲

音楽を聴いて元気になりたいわけじゃない。

ただ、静かに自分の内側に戻りたい。そう感じることがあります。

「HSPは刺激に疲れやすいから、ヒーリングミュージックがおすすめ」なんて言われることもありますが、私の場合は少し違って、音が少ないから落ち着くというより、美しさの中に、儚さを感じられる音楽に惹かれるんです。

この記事では、元吹奏楽部で音楽が大好きのHSPの私が「疲れたときに聴いて良かった」と感じるおすすめの曲を7つ、その理由やおすすめの聴き方と一緒に紹介します!

※「HSPならこの曲が心地いい」と科学的に決まっているわけではありません。この記事で紹介するのは、あくまでHSP気質のある私自身が「疲れたときに聴きたい」と感じてきた曲です。

YODAKA

どの曲もこの記事内のYouTubeで聴けるものなので、眠れない日や疲れたときにぜひ聴いてもらえたら嬉しいです!

この記事でわかること

  • HSPが心地よく感じやすい音楽の特徴
  • HSPにおすすめの曲7選(讃美歌・クラシック・映画音楽)
  • 「元気になれる曲」より「美しさと切なさが同居した曲」
  • こんなときに聴いてみてほしいシチュエーション
  • イヤホンとスピーカー、聴き方による違い
目次

【HSPにおすすめな曲】どんな音楽に心地よさを感じる?

HSPの気質がある私は、疲れたときに歌詞のない音楽やクラシック音楽をよく聴いています。目を閉じてじっくり音に集中すると、その曲の物語を想像できる。「主人公は〜で、〜のシーンで今は頑張っているのかも」とイメージをふくらませるのが楽しいです。ここではHSPの人がどんな音楽に心地よさを感じるのか深掘りしてみました。

美しさと切なさが調和するハーモーニー

楽しい、ばかりではない曲の方が心地よさを感じます。

私は音楽を聴くのは、今の自分のBGMを決めるような感覚に近いです。楽しい気分の時は身体が勝手にリズムに乗るようなミュージック、疲れた時はバイオリンとヴィオラ、ピアノの音がぜんぶ拾えるくらいの音数で静かに鳴り響く曲を選ぶことが多いです。

美しい和音の中に、どこか切なさのある響きがあると「自分の人生」を見ているようで。悲しいんだけど、でも希望がある。この組み合わせが疲れたときほど私は心地よさを感じます。

ストーリーを思い浮かべられる

作曲家はどんな背景があって、この曲を描いたのか。

自然の中で大の字になって寝ている主人公、鳥のさえずりを聞いてクスッと笑う様子。

目を閉じて聴くと、情景や物語、歴史的背景を思い浮かべられる曲に魅力を感じるのではないでしょうか。

私はこれを「音楽の瞑想」と呼んでいます。

私にとっての「音楽の瞑想」は、何か特別な効果を期待するものではありません。ただ、鳴り響いている音に集中していると、頭の中の考え事から少し離れられる。それだけで、なんだか私自身は心地いいんです。

夕方の光が差し込む部屋だったり、誰もいない静かな教会だったり。

歌詞がないからこそ、聴く人によって思い浮かぶ景色は違います。その時の気持ちや、自分の状況によって音楽の受け取り方がちがうのが大きな魅力だと思います。

私は電車の中で目を閉じて聴いているだけで、遠くまで旅をしたような気分になります。

演奏する人によって曲の雰囲気が変わる

クラシック音楽はとくに演奏する人や指揮者によって、同じ曲でも雰囲気が全然違います。

たとえば、コンマス(コンサートマスター)と呼ばれるバイオリン奏者は第二の指揮者と呼ばれる、オーケストラ内のリーダーです。技術はもちろん、アイコンタクトや身体の動きでタイミングを仲間に伝える役割もあります。情熱的なコンマスがいると、同じ曲でも勢いを感じます。逆に淡々としているコンマスは、音の艶の美しさを感じます。

私が個人的に推している方は、豊嶋 泰嗣(とよしま やすし)さんです。ジブリの曲を作曲した久石 譲さんとも共演歴があり、音の表現が繊細で、ときにダイナミックで美しいです。

こんな感じで自分の好きなオーケストラ団体、指揮者、コンマスを探して見つけるのもHSPさんは魅力的に感じると思います。実際にオーケストラを生音で聴いたことがあるんですが、スピーカーで鳴り響く音ではなく、楽器全体が響く会場に感動しました。

YODAKA

YouTubeで豊嶋 泰嗣さんの演奏もよければ聴いてみてください。

【お疲れ気味のHSPさんへ】おすすめしたい美しい曲7選!

どんな曲かこんなときに
①バッハ「平均律クラヴィーア曲集」静かに一音ずつ紡がれる、規則正しいピアノの前奏曲考え事で頭がいっぱいのとき
②モリコーネ「Gabriel’s Oboe」オーボエの音色が主役の、静かで郷愁ただよう曲言葉にできない気持ちを抱えているとき
③モリコーネ「Once Upon a Time in the West」歌声とオーケストラが壮大に鳴り響く、映画『ウエスタン』のテーマスケールの大きな音楽で気分を変えたいとき
④ジョン・ウィリアムズ「シンドラーのリスト」悲しみをそのまま抱えたまま聴ける、パールマンのヴァイオリン曲悲しい気持ちを無理に切り替えたくないとき
⑤ハンス・ジマー「Time」静かなピアノから少しずつ積み重なっていく、壮大な曲気持ちをゆっくり盛り上げていきたいとき
⑥ドヴォルザーク「ユーモレスク」軽やかで愛らしいのに、どこか懐かしいピアノの小品楽しい記憶を少し切なく思い出したいとき
⑦「主よ御許に近づかん」喪失と希望が同居する、静かな祈りの讃美歌1日の終わりに静かに気持ちを整えたいとき

ここからは、元吹奏楽部で音楽が好きなHSPの私が実際に聴いて「美しさと切なさ」を感じた、HSPにおすすめの曲を7つ紹介します。讃美歌が1曲、クラシックが2曲、映画音楽が4曲という組み合わせです。クラシック音楽を「つまらない」と感じる人にも刺さる内容となっています。

気になった曲があれば、そこから聴いてみてくださいね。

クラシック曲:バッハ「平均律クラヴィーア曲集 第1巻 Prelude / BWV 846」

バッハが1722年ごろにまとめた「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」の、いちばん最初に置かれた前奏曲(プレリュード、BWV846)です。ピアノの音が、ひとつずつ丁寧に並んでいくようなシンプルな曲で、メロディというより、和音がゆっくり分散して鳴らされていく構成になっています。

派手な展開はなく、一音一音が空間にそっと置かれていくような感じがして、静かなんだけど無音ではない、そのちょうどいいバランスが心地いいです。

私がこの曲をよく流すのは、考えすぎて頭の中が会議状態になっているときです。あれもこれも同時に考えて、結論も出ないまま堂々巡りしているようなとき、規則正しく音が並んでいくこの曲を聴くと、頭の中の会議がひとつずつ静かに終わっていくような感覚があります。

バッハはこの曲集を「音楽を学ぶ若い人たちのために」書いたと自ら記していたそうで、教材として作られた曲がここまで多くの人の心を静めてくれるとは、当時のバッハも想像していなかったんじゃないかと思います。

この曲は2分と短めなので、はじめてクラシック音楽を聴く人にもおすすめです。

作業のお供にしたい方は、こちらの演奏からどうぞ

おすすめのタイミング

  • 考え事が多すぎて、頭の中が忙しいとき
  • 作業や勉強のBGMとして、静かに集中したいとき
  • 難しいことを考える前に、頭を整理したいとき

映画音楽:モリコーネ「Gabriel’s Oboe」

2曲目は、映画『ミッション』(1986年)のテーマ曲として作られた、エンニオ・モリコーネ「Gabriel’s Oboe」です。タイトルの通り、オーボエの音色が主役の曲で、静かなんだけどどこか郷愁を感じさせる旋律です。映画を観たことがなくても、この曲を聴くだけで見知らぬ土地の風景が浮かんでくるような、「音楽瞑想」にとっておきの曲だと思います。

歌詞も言葉もないのに、悲しいような、懐かしいような感情がちゃんと伝わってくる。HSPは感情を言葉にする前に、音や雰囲気で感じ取ってしまうことがあるように思うんですが、この曲を聴いているとまさにそれを実感します。説明されなくても、なんとなく「これは悲しい曲だ」「これは優しい曲だ」とわかる、あの感覚です。

映画の中では、主人公の宣教師が滝のそばでオーボエを吹き、言葉の通じない先住民たちに心を開いてもらおうとする場面で流れる曲です

オーボエ奏者によっても曲の雰囲気が違うので、色んなオーケストラで聴いてみるのもおすすめです!

実際の音はこちらから聴けます

おすすめのタイミング

  • 言葉で気持ちを説明するのがしんどいとき
  • 静かで美しい音色にひたりたいとき
  • 一人で映画を観ているような気分に浸りたいとき

映画音楽:モリコーネ「Once Upon a Time in the West」

3曲目も同じくモリコーネで、映画『ウエスタン』(1968年)のテーマ曲です。ここまで静かなピアノ曲やクラシック曲を紹介してきたので、「HSPにおすすめ=静かな曲」だと思われるかもしれませんが、そうとは限りません。この曲はヴォーカリーズ(歌詞のない歌声)とオーケストラが壮大に鳴り響く曲です。

歌うようなオーケストラに合わせて、美しい声が調和する。

儚さも感じながらも、どこか懐かしい気分になる個人的に大好きな曲です。

聴いていると、映画を観たことがなくても、荒野の広さや、地平線の遠さまで想像できます。

この曲は撮影が始まる前から作り込まれていて、監督が撮影現場で実際にこの曲を流しながら俳優に演技をさせていたというエピソードも残っているそうです。景色を撮る前から、景色に合う音がすでに決まっていた。そんな作られ方も、この曲のスケール感につながっている気がします。

静かな曲に飽きてきたら、こちらもぜひ

おすすめのタイミング

  • 静かな曲だけでは物足りないとき
  • スケールの大きい音楽で気分を切り替えたいとき
  • 広い景色を想像しながら、気持ちを開放したいとき

映画音楽:ジョン・ウィリアムズ「シンドラーのリスト」

4曲目は、映画『シンドラーのリスト』(1993年)のテーマ曲、ジョン・ウィリアムズ作曲のヴァイオリン曲です。ヴァイオリニストのイツァーク・パールマンが演奏していることでも知られています。美しい曲なんですが、明るい曲ではありません。

むしろ、悲しみをそのまま抱えたまま聴ける曲、という言い方のほうが近い気がします。無理に希望に持っていこうとしない、悲しみを悲しみのまま鳴らしている感じ。ヴァイオリンの音が、泣いているようにも、祈っているようにも聴こえます。

悲しみの中でも美しさがある曲で、ヴァイオリンの音が聴きたくなったら私はこの曲を選びます。

パールマンが弾いたこの曲の録音は、ジョン・ウィリアムズにとって5度目のアカデミー賞受賞につながったそうで、映画音楽としてだけでなく、演奏そのものの美しさでも評価された1曲です。

※映画『シンドラーのリスト』はホロコーストを題材にした作品です。映画を観ていない方は、重いテーマを扱った作品であることを知っておくと心の準備ができるかと思います。

パールマンの演奏はこちらから聴けます

おすすめのタイミング

  • 悲しい気持ちを、無理に切り替えたくないとき
  • 静かに、涙をこらえずに聴きたいとき
  • 一人で気持ちと向き合う時間がほしいとき

映画音楽:ハンス・ジマー「Time」

5曲目は、映画『インセプション』(2010年)のテーマ曲、ハンス・ジマー「Time」です。この記事のなかでいちばん壮大な曲かもしれません。最初はピアノの静かなフレーズから始まって、チェロ、ギターやストリングスが重なっていって、最後には音の厚みがどんどん増していきます。

この「少しずつ大きくなっていく感じ」が、私はすごく好きです。

音は明るすぎず、暗すぎず、主人公が葛藤しているシーンを想像できます。

急に大きな音が鳴るわけじゃなく、少しずつ積み重なっていくから「Time」という曲名にも納得できます。自分の人生そのものを音で表現しているような、壮大さを感じます。

この曲には、ギターの音も重ねられていて、電子的な音づくりの中に生演奏の温かさが混ざっているのも特徴だそうです。無機質になりすぎず、どこか人の手のぬくもりが残っているところも、この曲を苦手に感じない理由のひとつかもしれません。

個人的には、自分のための応援歌がてらにランニング中によくかけています。

少しずつ盛り上がっていく感じは、こちらで聴くと伝わりやすいと思います

おすすめのタイミング

  • ゆっくり気持ちを盛り上げていきたいとき
  • 何かをやり遂げた日、達成感を味わいたいとき
  • 静かな曲ばかりで少し飽きてきたとき

クラシック音楽:アントニン・ドヴォルザーク「ユーモレスク

アントニン・ドヴォルザークが1894年、アメリカのニューヨーク音楽院で院長をしていた時期に書きためたメロディをもとに、故郷ボヘミアのヴィソカーという村で過ごした夏に完成させた「8つのユーモレスク」Op.101の、7番目にあたる曲です。変ト長調、ゆったりとしたテンポで演奏される小品で、口ずさみやすい旋律が少しずつ表情を変えながらくり返される、シンプルな構成になっています。

軽やかで愛らしい旋律なので、明るいだけの曲だと思われがちなんですが、聴くたびに、どこか懐かしい気持ちにもなります。楽しかった記憶をそっと振り返っているような、でも、その記憶にはもう戻れないような。にぎやかなのに、じんわり寂しい。そのアンバランスさに、なぜか惹かれます。

曲の前半と後半が、全然ちがう雰囲気になるのも魅力のひとつ。

ちなみにドヴォルザークは大の鉄道好きとして知られていて、機関車を何時間も眺めに行ったり、鉄道模型を作ったりしていたそうです。この曲の、少し弾むようなリズムも、汽車に揺られながら思いついたんじゃないか、と言われています。曲集自体も、出版される直前まで「新しいスコットランド舞曲」という仮のタイトルがついていたそうで、今の「ユーモレスク」という名前になったのは、本当に最後の最後だったみたいです。

3分に満たない短い曲なので、気軽に聴いてみてください

おすすめのタイミング

  • 楽しかった記憶を、少しだけ切なく思い出したいとき
  • 気分は明るくしたいけど、はしゃぎすぎたくないとき
  • 小さな喜びを、静かに味わいたいとき

讃美歌:「主よ御許に近づかん」映画『タイタニック』でも印象的に使われた曲

最後、7曲目は「主よ御許に近づかん」という賛美歌です。もともとは1841年にイギリスの詩人サラ・フラワー・アダムズが書いた詩で、映画『タイタニック』などで使われたことで知られています。ここでは映画の場面を思い出しながら聴くというより、この曲そのものが持っている静かな祈りのようなものに注目したいです。

喪失、希望、悲しみ、安らぎ。相反するはずのそれらが、ひとつの旋律の中に同時に存在しているような曲です。何かを失った悲しみと、それでも前を向こうとする祈り。その両方を抱えたまま、静かに鳴っている感じがします。

YODAKA

私はこの曲が好きすぎて、ヴァイオリンを習いに行ったことがあります。最後まで演奏下手でしたが、自分のために演奏する「主よ御許に近づかん」はどの奏者よりも美しい音でした。

もとの歌詞は、旧約聖書に出てくる「ヤコブの夢」という場面をもとにしていると言われていて、道の途中で力尽きて眠ってしまった人が、それでも神様に近づこうとする、という内容だそうです。国によってつけられているメロディも違うようで、同じ歌詞でも聴こえ方が変わるところも面白いなと思っています。

7曲を紹介してきましたが、最後にこの曲を置いたのは、静かな祈りのようなハーモニーをぜひ聴いて欲しいなと思って紹介させていただきました!

美しいハーモニーは、こちらからどうぞ。

おすすめのタイミング

  • 1日の終わりに、静かに気持ちを整えたいとき
  • 大切な何かを、失った経験があるとき
  • 悲しみと同時に、少しの希望も感じていたいとき
YODAKA

7曲の中で1曲だけ選ぶなら、と聞かれたら今でも迷います。それくらい、どれも大好きです。

音楽以外の方法で気持ちを緩めたい日は、映画で気分を変えるのもおすすめです

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こんなときにHSPさんにおすすめの曲を聴いてみて

ここまで紹介した7曲を、実際にどんな場面で聴いているかも書いておきます。HSPが疲れたときに聴く音楽、HSPが音楽と一人の時間を過ごすときの選び方として、私自身がよく頼っているシチュエーションをまとめました。曲の名前を全部覚えていなくても大丈夫です。気分や状況に合わせて、選ぶ参考にしてもらえたら嬉しいです。

人と会って疲れた日、頭の中がいっぱいになった日に

人に会ったあと、家に着いた瞬間にどっと疲れが出ることがあります。

誰か特定の人に嫌なことを言われたわけじゃなくても、ただ人と一緒にいただけで気力を使い切ってしまう感覚です。そういう日は、玄関でコートを脱ぐ前から「今日はもう何も考えたくない」と思っています。頭の中がいっぱいになった日には、「平均律クラヴィーア曲集」のプレリュードのような、規則正しく静かな曲を流すことが多いです。

いっぱいになった頭の中を、私の場合は少しずつ整えてくれるような感覚があります。

一人になりたいとき、夜なかなか気持ちが落ち着かないときに

一人になりたいのに、頭の中では色々な考えがぐるぐる回っていて、なかなか気持ちが落ち着かない夜があります。

そういうときは、「主よ御許に近づかん」のような、声や祈りに近い曲を選ぶことが多いです。

誰かと話したいわけではないけれど、完全な無音だとかえって落ち着かない。そんな夜に、静かに響く声や旋律が、ちょうどいい距離感で寄り添ってくれる気がします。布団に入ってからスマホの画面を見続けるより、目を閉じて曲だけを流しているほうが、私のケースで言うと翌朝の目覚めも軽い気がしています。

悲しい気持ちを無理に消したくない、何も考えたくないときに

悲しい気持ちを、無理に消したくないときもあります。理由がはっきりしている悲しみもあれば、なんとなく心がざわつくだけで理由がわからない日もあって、そういうときに明るい曲を聴くと逆にしんどくなることがあります。

「シンドラーのリスト」のような、悲しみをそのまま抱えたまま聴ける曲は、そんな日にちょうどいいです。

何も考えたくない、ただ静かな時間を過ごしたいだけのときも、同じように音楽に頼っています。テレビもスマホの通知も消して、ただ音だけが流れている部屋にいる。それだけで、何かをしなきゃという気持ちから少し離れられる気がします。

イヤホンとスピーカー、聴き方で変わる音の届き方

曲そのものだけでなく、聴き方によっても感じ方が変わります。イヤホンで聴くのもいいけれど、スピーカーで部屋全体に響かせると、また違った聴こえ方をします。

イヤホンで聴くと、音が耳のすぐそばで鳴っている分、より個人的な、自分だけのための音楽という感覚になります。一方でスピーカーだと、音が部屋の空気そのものを震わせているような感じがして、まさに「音が存在している空間の中にいる」という感覚に近くなります。

私の場合、集中したいときや電車の中で聴くときはイヤホン、家で一人の時間をゆっくり味わいたいときはスピーカー、というふうに使い分けています。

同じ曲でも、聴き方ひとつで印象がまったく違うので、気分や場所によって使い分けてみてほしいです。

YODAKA

同じ曲でも、聴き方を変えるとまた違う顔を見せてくれるんですね。

まとめ|HSPにおすすめの曲=癒やし系BGMだけではない

ここまで、HSPの私が「なぜか落ち着く」と感じてきた曲7つと、音楽に対する向き合い方を紹介してきました。最後に、おすすめの曲を振り返ります。

  1. バッハ「平均律クラヴィーア曲集」
  2. モリコーネ「Gabriel’s Oboe」
  3. モリコーネ「Once Upon a Time in the West」
  4. ジョン・ウィリアムズ「シンドラーのリスト」
  5. ハンス・ジマー「Time」
  6. ドヴォルザーク「ユーモレスク」
  7. 「主よ御許に近づかん」

音楽には、気持ちを明るくするだけではなく、今の自分の感情をそのまま受け止めてくれるものもあります。私が好きなのは、美しいけれど少し切ない曲。音が消えたあとにも、余韻が残るような曲。疲れた日は、無理に元気にならなくてもいい。

ただ静かに音楽を聴きながら、自分の時間に戻っていけばいいのだと思います。

YODAKA

今日はこの中から1曲、気になったものだけ聴いてみてください。それだけで十分だと思います。

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この記事を書いた人

職場の人間関係やパワハラに悩んだことをきっかけに、「となりの繊細さんラボ」を立ち上げました。繊細な気質ゆえに、がんばりすぎてしまったり、人の顔色を気にしてしまったり。同じようにしんどさを感じている方に向けて、体験談や対処法を発信しています。この場所が、少しでも心を休められる“ひとやすみの場”になれば嬉しいです。

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