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「楽しかったのに疲れる…」HSPが人間関係で消耗してしまう理由と対処法

人間関係に疲れた女性がスマホを見ている

人と会ったあと、どっと疲れてしまう。

嫌なことがあったわけじゃないのに自分が無意識レベルで気を使いすぎて、帰宅した瞬間バタンキュー。あぁ、なぜか楽しかったのに心がすごい疲れてる。

私、なんでこんなに疲れやすいんだろう?
嫌な人だったわけじゃないのに

そんなふうに悩んでいませんか?

HSP(繊細さん)は、人の感情や空気を敏感に感じ取る気質があります。

人の気持ちに気づけることも、空気を読めることも
全部、本当はあなたの優しさです。ただ、その優しさが時に人間関係で消耗しやすい特徴でもあります。

この記事では、HSPの私が実際に感じた

・HSPが人間関係で疲れる理由
・人と会うだけで消耗する原因
・繊細さんがラクになる距離の取り方

を、実体験を交えて紹介します!

目次

HSP(繊細)さんが人間関係に疲れるのはなぜ?【私の実体験】

HSPの私が人間関係で消耗しやすい理由を探ってみました。すると、無自覚で自分が勝手に頑張っていただけなんだと気づきました。その理由を皆さんにシェアしていきます。

理由①:相手の気持ちを読みすぎてしまう

こんな経験、ありませんか?

  • 「今の言い方、大丈夫だったかな」
  • 「ちょっと機嫌悪いかも?」
  • 「遊ぶの本当は嫌だったかな?」

そんなふうに、HSPの私自身も無意識に相手の感情を拾ってしまい疲れてしまった経験があります。

本当は気づかなくてもいいことまで感じ取って、ひとりで勝手に消耗してしまうんですよね。私も、相手のちょっとした表情の変化や相手の態度で「嫌われたかも」って思って、帰り道ずっと自分反省会してたことがあります。

何も言われてないのに、勝手に疲れてるやつです。笑

HSP(繊細)さんの強みでもある、相手の感情を感じ取る能力は「空気を読む」のに重宝しますが、時には相手の機嫌を伺って、無意識にビクビクしてしまう原因でもあります。これはあなたが悪いのではなくて、そういう特性なんです。

繊細さんが誤解されやすい理由について体験談を交えてまとめています。

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理由②:誰にでも「いい人」でいたかった

  • 嫌われたくない
  • 喧嘩をしたくない
  • 空気を悪くしたくない

その気持ちが強いほど、「本当の自分」より「いい人の自分」が前に出ていることが多いです。私の場合は争いごと、対立が苦手です。平和で平穏な関係の方が疲れないし、相手といい関係を築けるから無意味な対立が嫌いなんです。ケンカをして良いことが何ひとつなかった経験もあって、「いい人」でいたい。そう思っていました。

結果、これからも親しい友人や家族にも気を張り続けることになってしまったことも。

昔の私は、遊ぶ場所の提案、ランチやディナーの予約を率先していました。最初は喜んでやっていたんですが、いつのまにか「予約係」から抜け出せなくなり、余裕がない日も無理をした経験があります。「いい人」でいたい反面、自分の理想の「いい人」をキープするのは、限界があると気づきました。

仕事でいつも仕事を引き受けすぎてしまう方はこちらの記事も参考になります。

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理由③:流されやすい性格

HSPの私は、その場の空気や相手のペースに合わせ、自分の気持ちよりも相手を優先させてしまう性格です。

  • 人に決めてもらう方が心地いい
  • 責任を取りたくない
  • 相手に喜んでほしい

人に流される方が正直、余計なことを考えなくて済むからラク。だから幼少期からずっと自己主張するのを控えていました。HSPじゃない側からすると「無責任で自分勝手」に映るかもしれませんが、当たり障りのない態度で結果的に上手くいった自分の経験もあって、こうなってしまうんですよね。

ただ自分の「食べたい」「やりたい」「行きたい」気持ちは後回しにすると、小さな我慢が積み重なって、気づいたときにはぐったりする日もあります。

本当は「こっちの方が良いかも」と他の選択をしたかったけど、流れに乗ってしまった。

私も「とりあえず友達に合わせとこう」で、本当は翌日仕事で早く帰りたかったけど深夜まで飲み会に行っていた日がありました。楽しかったけど、やっぱりしんどい。でも、表情には一切出さないでいます。

友達は悪くないです。ただ、自分の気持ちを後回しにして断れなかった自分が嫌になってしまう。

理由④:刺激を受け取りすぎる

会話だけじゃなく、

  • 匂い
  • 人混み
  • 空気感

まで無意識に感じ取ってしまう。

そのため、普通に過ごしているだけでも私は疲れやすいです。

移動中の電車や、騒がしい店内、眩しすぎる店内、臭いがキツイ人などなど、その時は「うわ、嫌だな」と思っていても表情には出せないもんです。で、後になってその疲れが来る。

理由⑤:1人反省会が止まらない

帰宅後、私は「あの返事で良かったかな」と考え続けてしまう。なので、人と過ごした時間よりも帰宅後に疲れが来ることが多いです。

例えば相手にお店を決めてもらったら

  • いつも決めてもらって申し訳ない
  • 本当は食べたかったのかな?
  • 気を使わせたかな?

帰宅してから考えがぐるぐると止まりません。

楽しかったはずなのに、自分に何か非がないか?探し続けて、改善しようとしてます。

しんどいこと分かってはいても辞めれないんです。

1人反省会をやめるための5つのコツはこちらの記事で紹介しています。

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人間関係に疲れたときの対処法

ここがいちばん大事なところです。HSP(繊細)さんが人間関係に疲れたとき、無理に頑張るより「距離の取り方」を覚える方が、今後に役立つ場面が多いです。なので性格を変えようとしなくて大丈夫です!ここでは、私が実際に見つけた対処法をご紹介します。

対処法①:物理的に距離を取る

  • 適度に席を外す
  • 別々行動で一人の時間をつくる(おすすめ)
  • 少し後について歩く
  • 1人になれる別室へ移動する

まずはシンプルに「離れる」こと。

HSP(繊細)さんは、同じ空間に人がいるだけで気を使う人が多いです。相手が家族、友達、恋人も気を使う対象になるので、なるべく距離を意識してとってみてください。

特に買い物って、すごく集中しませんか?なので私は必ず別々行動を取るようにしています。

選ぶの時間かかりそうだから、一旦、別々行動してもいい?

1時間後に集合しよう!

といった感じで、自分が気になるお店は1人で行くと私はラクになりました。

「せっかく友達と遊んでいるのに…」必ずしも誰かと一緒に行動しなければいけないルールはありません。友達だろうが、家族だろうが関係なく、別々行動して良いんです。数分でも、ちゃんとリセットされる感覚があります。

別々行動が終わった後は、

こんな物があって、可愛かったよ〜。そっちはどう?

セールでワンピース買えた。見てみて

といった感じで、後でお互いの状況を報告しあうと楽しい、素敵な思い出になります。

今回は買い物を例にあげてみましたが、私は旅行の観光地巡りやテーマパークでも応用しています。それでも「一緒じゃないと楽しくない!」という人とは、短時間の食事だけで済ますようにしています。

対処法②:心理的な距離を作る

私もなんですが、いざ距離を置こうとするとハードルが高く感じます。なので、心の中だけで距離を作るってのも個人的におすすめです。

例えば、相手との会話がしんどい時

  • 全部に反応しなくていい
  • スルーして聞き流していい
  • 別のことを考えていい

なにもかも全部、受け取らずに「スルー」するという感じです。

私の場合、相手の言葉や態度を「全部ちゃんと受け止めなきゃ」と思うほど疲れました。なので、少しだけスルーする力を持つと、一気にラクになれた。相手と自分に線を引くイメージです。

あと、人に相談されたときのことです。この時も、自分に置き換える作業を減らしてみると、良いです。

人が相談するのは、話を聞いてほしいケースが大半です。もう自分の中で答えが分かっていて、肯定して安心したいから人に相談する場合があります。

つまり、答えを見るけるのは相手。

「相手は相手で、なんとかするだろう」という信頼を持つことも大切です。

対処法③: 返信・反応を遅らせる

  • 即レスをやめる
  • 少し時間をあける

私はすぐ返さなきゃ、ちゃんと返さなきゃそう思うほど、心が休まりません。

グループLINEや家族LINEの返信は、余裕があるときで大丈夫です。いつも予定や予約を決める係だった人は、今回は相手に譲ってみてください。話が進まないなと思っても、スルーしてOK。心配しなくて大丈夫!

どうしても心がザワザワする時は、

仕事が忙しくて返信遅れてごめんね。予定決めてくれてありがとう!

と事情説明とお礼を伝えたら、心はスッキリとします。

さらに私はLINEの通知をオフにしてから、かなり気持ちがラクになりました。「今じゃなくていい」が許されるだけで、こんなに違うんだって思いました。

いつも真面目に返事していたのだから、返事が遅くても良いのではないでしょうか。

あなたのペースを保って、余裕がある時に返信すれば良いんです。

対処法④:いい人じゃない方が味が出る

  • 全員に好かれなくていい
  • ちょっと不器用でもいい
  • 本音をそのまま伝えよう

完璧ないい人でいる必要はないと思います。

いい人じゃない方が、クセがあって面白い。そう、私は長年「いい人」をやってきて痛感します。たまに遭遇するのですが、昆布のような噛めば噛むほど、味が出る人。関係を深めるほどに「面白い!」魅力さを持っています。

みんながみんな、そんな「味のある人」になる必要はないんですが、

少しだけ、自分を優先しても受け入れてくれる人がいるということをお伝えしたいです。

私も、勇気を出して自分の本音を伝えるようにしました。

YODAKA

人が多すぎる所が苦手だから、テーマパークはあまり行きたくない

YODAKA

子供は好きだけど、泣き声は耳が痛くて苦手なんだよね

そう友人に伝えたら意外と何も問題起きなかったです。むしろ自分がラクになりました。

「ちょっとめんどくさいかも」「何か変わったな」と思われても、相手はそれを「個性」として受け止めます。だから、完璧じゃなくたって良いんです。どんどん本音を出してみてください。

私の場合、疎遠になってしまった人はいましたが自分と気が合う仲間が増えました。これは本音を伝えて自己表現をしていたからなんだと思います。相手の個性も受け止めて、自分の繊細さの特性を理解してもらう。大人数じゃなくても理解者が1人いるって、それだけで生きやすくなりました。

対処法⑤:自分のエネルギーを最優先する

学生時代の友達、大好きな家族、安心できる恋人

自分の環境が変われば「あれ?なんか合わないかも」と、思って当然です。それぞれの価値観がバージョンアップされ、悩んでいる事や好きな物、趣味は日々変わり続けます。

  • 1人で趣味に没頭する
  • 充電する日を作る
  • 寝て過ごす日を優先する

疲れている日や、優先したいことがあれば無理に人と関わらなくていい。

まずは、自分のエネルギーを充電させることが大切です。私の場合は、人と会うと勝手にエネルギーが消費していきます。スマホのように「残り5%」と数字で表示してくれたら、自分でもわかるんですが、そうもいかない。

なので、自分が疲れないために回数を決めることにしたんです。

友達や家族と遊ぶのは月2回まで、恋人は月3回まで

といった感じで自分のルールを作ってあげる。上限を超える誘いは、気乗りしなければ断っていくスタイル。

あえて私は「今日は人と話さない日」って決めて、1人の時間を作って寝てます。もうこれでもか!ってくらい寝れば、寂しくなって、人に会いたくなる。なんか不思議ですよね。

人間関係で距離を取るのは悪いことじゃない

人付き合いは、時に必要ですがそれを「しんどい」と感じる日があってもいいんです。結果的に自分を守るための行動でもあり、あなたは決して「冷たい人間」なのではない。

しんどいなぁと思う人とは、距離を置く。

余裕がある日に、ちょっとだけ会うでも全然オッケー。

こうやってエネルギーを管理していくことが、人間関係で消耗しないコツです。

繊細さんは1人の時間が必要ですから、自分のためにも、人と距離を置くことを許してあげてください。

それでも人と関わるのがつらいとき

ここまでやってもつらいときは、

仕事の疲れからくる、ストレス残骸の可能性もあります。

  • 少し休む(休職という選択)
  • 専門家に相談する
  • 映画や趣味で一度現実から離れる
  • 観葉植物など、心が落ち着くものを取り入れる

逃げ場は、一つじゃありません。

人に対して当たりが強くなってしまったら、少しだけ今の環境を見直していくといいです。

仕事はこれしかない」と思わなくて大丈夫です。いろんな選択肢があるだけで、人は安心できます。

「もう無理かも」と感じている場合は、無理せず休むことも大切です。

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まとめHSPが人間関係で疲れるのは「気を使いすぎる優しさ」があるから

  • 合う人・合わない人がいるのは普通
  • 環境を選ぶことも大切
  • 無理に性格を変えなくていい

人間関係で疲れるのは、自然なことです。

距離を取るのは逃げではありません。それは、自分を守るための行動です。

無理して頑張るより、少しだけ離れてみてください。あなたが楽でいられる距離は、きっとあります。

今日もちゃんと、がんばってます。

話すのは苦手だけど聞くのは好き!という方は、「自分が当てはまるか?」参考にしてみてください

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この記事を書いた人

職場の人間関係やパワハラに悩んだことをきっかけに、「となりの繊細さんラボ」を立ち上げました。繊細な気質ゆえに、がんばりすぎてしまったり、人の顔色を気にしてしまったり。同じようにしんどさを感じている方に向けて、体験談や対処法を発信しています。この場所が、少しでも心を休められる“ひとやすみの場”になれば嬉しいです。

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