休職中におすすめの趣味15選|心と体の回復に合わせて楽しめる過ごし方

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休職すると、仕事から離れられる安心感がある一方で、

「毎日、何をして過ごせばいいんだろう?」と戸惑うことがあります。

最初のうちは寝て過ごすだけで精一杯だったのに、少しずつ元気が戻ってくると、今度は時間を持て余してしまう。やる気を取り戻すために、「何か趣味でも始めたほうがいいのかな」と思う人もいるかもしれません。

休職中だからといって、無理に趣味を作る必要はありません。

私自身も休職した経験がありますが、趣味を楽しみたいと思う余裕はありませんでした。ただ、心身の状態が戻ってくるにつれて、植物の世話をしたり、珈琲を飲んだり、外へ出かけたりと、少しずつやる気を取り戻して、「仕事以外の時間」を楽しめるようになりました。

この記事では、休職中でも取り入れやすい趣味を、心と体の回復段階に合わせて15個紹介します。

もともと趣味の幅が狭くて「何をしたらいいのか分からない」そんな方に向けて書きました。

「ちょっとやってみたい」と思えるものから、無理のない範囲で試してみてください。

趣味は「回復するために頑張るもの」ではなく、少し余裕が戻ってきたときに、自分の時間を取り戻すためのものです。趣味を始めたからといって、心身の回復が早くなるとは限りません。無理のない範囲で楽しんでみてくださいね。

目次

休職中は無理に「行動」しなくてもいい

まず、前提として一番伝えたいことがあります。

休職中は、何かを頑張る必要はありません。

仕事を休んでいると、「せっかく時間があるんだから、何かしなきゃ」「資格の勉強でもしようかな」「趣味を見つけてやる気を取り戻さないと」そう考えてしまうことが私にもあります。

でも、心身が疲れて休職しているなら、まずは休むことが優先です。

趣味を始めても楽しく感じない日があってもいいし。一日中寝てしまってもいい。

何もしたくないなら、何もしなくてもいい。

趣味は「休職中にやるべきこと」ではなく、少し余裕が出てきたときに、自分の時間を楽しむためのものくらいに考えておくといいと思います。

休職中の趣味を選ぶときのポイント

休職中は、まず休むことが大切だとお伝えしました。その中で、「好きなこと」をするのも気分転換としておすすめしたいです。じゃあ、どんな事をすればいいのか?無理なく楽しめるものって何?休職中におすすめしたい趣味の選び方をまずはお伝えしていきます。

疲れたらすぐやめられる

「毎日30分やらなければいけない」という趣味よりも、気が向いたときだけ楽しめるもののほうが続けやすいです。

飽きたな、途中だけどやめたい。

自分の体調に合わせて中断できるものがおすすめです。

家でできるもの

  • 映画を観る
  • ジグソーパズル
  • 絵を描くなど。

外でできるもの

  • 公園の散歩
  • 図書館で本を読む
  • カフェに行くなど。

1人で完結するものであれば、なんでも大丈夫です。

休職中は、人と会うこと自体が負担になることもあります。誰かと予定を合わせなくても楽しめる趣味なら、その日の体調に合わせて取り組めます。

上達や成果を求めすぎない

「上手にならなきゃ」「完成させなきゃ」と思うと、趣味まで仕事のようになってしまいます。

休職中は、成果よりも「無心になれる」「黙々としたものが楽しい」「時間を忘れるほど没頭した」といった事を大切にしてみてください。特に完璧主義な人ほど、自分を無意識に追いこむ場合があります。

私も、刺繍が好きでよくハンカチなどを作っていたんですが、「もっと綺麗に仕上げたい」と欲を出すほどしんどくなっていきました。「売り物じゃないから気軽にやろう!」と思える人なら問題ないと思いますが、私は変なところでストイックになってしまうので休職中は、そういう趣味は選ばないように気をつけています。

休職中におすすめの趣味【早見表】

まずは、15個の趣味の早見表です。気になるものをタップすると、その趣味の紹介にジャンプできます。

趣味始めやすさおすすめのタイミング
1.観葉植物の世話★☆☆☆☆植物の成長を見て元気をもらいたい時、孤独感で眠れないとき
2.珈琲を楽しむ★★☆☆☆生活リズムを整えたいとき、朝ごはんを食べた後の一杯に。
3.アロマオイルの香りに癒される★★★☆☆部屋の香りを楽しみたいとき、リラックスする時間を取りたいとき
4.音楽を聴く★☆☆☆☆ベッドにいる時間、眠れないとき
5.映画・ドラマを見る★☆☆☆☆何もやる気が湧いてこない、ボーッとしたい時
6.編み物★★★★☆黙々と集中して無心になりたいとき、手先を動かす余裕があるとき
7.読書★★☆☆☆「何かやってみたい」と思ったとき、外出するのが億劫なとき
8.写真を撮る★☆☆☆☆写真をSNSにUPしてみたいとき、備忘録として記録したいとき
9.料理・お菓子作り★★★☆☆食欲がわいてきた頃、食べたいものが決まっているとき
10.カメラ散歩★★★★☆外出する余裕がわいてきた、景色を楽しみたいとき
11.銭湯巡り★★★☆☆風呂キャンが続いているとき、平日のお昼に時間がある
12.カフェ・珈琲店巡り★★★☆☆美味しいコーヒーを飲みたい、甘いものが食べたい時
13.美術館・博物館巡り★★★★☆身だしなみを整えて外出できるとき、刺激をもらいたい時
14.登山・ハイキング★★★★★体を動かしてリフレッシュしたい時、自然に癒されたい日
15.日帰りキャンプ★★★★★やる気が戻ってきたとき、休職から復帰するとき

※表は横にスクロールできます

※「始めやすさ」の★は目安です。★1つ=ほぼ準備不要、★5つ=ある程度の体力や準備が必要、という基準で見てください。

【付録】早見表を見てもまだ迷う方へ、YES/NOで進むだけの診断シートも作りました。

あなたに合う休職中の趣味 診断シート(YES/NOで進むA4 1枚)

正解のない診断です。今日の自分の状態に近いほうを選んで進むと、早見表のどの番号を読めばいいかが分かります。印刷して、気が向いたときに何度使ってもらっても大丈夫です。

診断シートをダウンロードする(PDF・A4 1枚)

【気力がないとき】休職中におすすめしたい家でできる趣味

休職したばかりで、まだ外に出る元気がない。そんなときは、家の中でできる趣味から始めてみましょう。

1.観葉植物の世話

ガジュマル

始めやすさ:★☆☆☆☆ 費用目安:110円〜

おすすめのタイミング:植物の成長を見て元気をもらいたい時、孤独感で眠れないとき

私がおすすめしたい趣味のひとつが、観葉植物です。

水をあげたり、葉っぱを拭いたり、新しい葉が出てきたことに気づいたり。

植物は、一人暮らしをしていた自分の孤独感を薄めてくれる相棒のような存在です。日々の小さな成長を感じられます。毎日が退屈に感じる人は特に、「今日は植物の様子を見てみよう」という小さな予定があるだけでも、生活に少しメリハリができます。

特に、繊細で人と関わること自体に疲れている人にも気軽に取り入れやすいです。

もちろん、植物の世話すら面倒な日は、無理をする必要はありません。元気が出てきたときに、好きな植物をひとつ育ててみるのもいいと思います。

2.珈琲を楽しむ

ビアレッティ

始めやすさ:★★☆☆☆ 費用目安:500円〜

おすすめのタイミング:生活リズムを整えたいとき、朝ごはんを食べた後の一杯に。

珈琲が好きなら、家でゆっくり珈琲を淹れる時間もおすすめです。

  • 豆を選ぶ。
  • お湯を沸かす。
  • ゆっくり珈琲を淹れる。
  • そして、香りを楽しみながら飲む。

自分のために用意する珈琲は、特別に美味しいです。休職中は時間に縛られなくなることで、生活リズムが乱れることもあります。そんな時に、朝、好きな飲み物を準備して、目覚めるきっかけとしてもおすすめです。

私は手帳に、飲み終えた珈琲の感想を書くようにしていて「この豆は苦味が美味しかった」と、一言残しています。自分のための備忘録に近いです。お気に入りの一杯を用意してみましょう。

最近は『BIALETTI』のマキネッタという直火で抽出する器具を使って、圧力をかけて、エスプレッソに近い珈琲を淹れてます。牛乳と合わせるとカフェオレみたいになって美味しいです。

3.アロマオイルの香りに癒される

ハッカ油と観葉植物

始めやすさ:★★★☆☆ 費用目安:1,500円〜

おすすめのタイミング:部屋の香りを楽しみたいとき、リラックスする時間を取りたいとき

香りが好きなら、アロマオイルを集めるのも楽しい趣味です。

「今日はこの香りにしよう」と、その日の気分で選ぶだけでも楽しめます。私は、アロマそのものだけでなく、「自分の好きな香りを探す」という行為も趣味の一部になると思っています。

柑橘系、ウッディ系、フローラル系、バニラ系などなど。

個人的に使い勝手がいいのがハッカ油です。これは虫除けとして使っていて、観葉植物につきがちなコバエを追い払うために薬局でよく購入しています。

エッセンシャルオイルをひとつずつ確認して、「あ!この香り好きかも!」を見つけていくのが楽しい。私がよく行っていたのは無印良品の香りものコーナーです。サンプル品がたくさんあって、じっくり時間をかけて選べます。

※この記事では「香りには○○を治す効果がある」といった医学的な効果をお伝えしている訳ではないです。あくまで自分が心地よく感じるものを楽しんでみるのも楽しみのひとつ、と捉えてもらえると助かります。

4.音楽を聴く

始めやすさ:★☆☆☆☆ 費用目安:0円

おすすめのタイミング:ベッドにいる時間、眠れないとき

何もする気になれない日は、お気に入りの音楽を聴くのも気分転換になります。イヤホンやスピーカーで好きな音楽を流して、ベッドでごろ寝してみる。

私がよく聴いていた音楽はモリコーネの『ガブリエルのオーボエ』という映画音楽です。名前の通りオーボエから始まる曲なんですが、懐かしいようで切ない。壮大な景色をイメージしながら聴くのにハマっていました。

音楽といっても、洋楽や邦楽、クラシックやハードロックなどなどジャンルの幅が広いです。

好きな曲を聴くのも良いですし、普段は聞かない音楽を聴いてみるのも良いですね。

個人的におすすめの曲は、こちらの記事で紹介しています。

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5.映画・ドラマを見る

始めやすさ:★☆☆☆☆ 費用目安:0円〜1,000円

おすすめのタイミング:何もやる気が湧いてこない、ボーッとしたい時

映画やドラマも、体力を使わずに楽しみやすい趣味です。

特に休職直後は、本を読んだり外出したりする気力がないこともありますよね。そんなときは、布団やソファで映画を一本見るだけでもいいでしょう。「今日はこれを観る」と決めることで、一日の小さな楽しみにもなります。

私は半沢直樹シリーズを1話から観ました!あとハリーポッターも全部観て、スネイプ先生が推しに。意識していたのは、戦争系のテーマはなるべく観ないこと。ハッピーエンドで終わる作品を選ぶようにしていました。

詳しくはこちらの記事でまとめています。

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【少し元気が出てきたら】休職中におすすめの趣味

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6.編み物

マクラメ編みで作ったショルダーバッグ

始めやすさ:★★★★☆ 費用目安:300円〜2,000円

おすすめのタイミング:黙々と集中して無心になりたいとき、手先を動かす余裕があるとき

編み物は、休職中の趣味としてかなり相性がいいと思います。

基本的には一人でできますし、自分のペースで進められます。少しずつ編み目が増えていくので、「今日はここまでできた」という小さな達成感もあります。

ただし、最初から大きな作品を作ろうとする必要はないです。私もコースターや小さなポーチから始めました。短時間で終わるものから始めてもいいでしょう。

そして、途中で飽きたらやめても全然OKです。

私が今ハマっているのは、マクラメ編みです。100円ショップで材料を集めて、黙々と編んでいます。マクラメロープは肌触りがよくナチュラルなインテリアともよく合います。観葉植物を吊るすハンモックが欲しいなと思ったのがきっかけで始めたんですが、なかなか楽しいです。

7.読書

休職中に読んだ本がきっかけで知ったプライミング効果

始めやすさ:★★☆☆☆ 費用目安:0円〜2,000円

おすすめのタイミング:「何かやってみたい」と思ったとき、外出するのが億劫なとき

読書も、自宅でできる定番の趣味です。

ただ、休職中に無理して自己啓発本ばかり読む必要はありません。

小説でも、漫画でも、写真集でも、自分が読みたいものを選んでください。「せっかく時間があるから勉強しなきゃ」と思ってしまう人ほど、何の役にも立たない本を読む時間を作ってみてもいいと思います。

特におすすめなのが、小説です。主人公に感情移入するのも良し、恋愛ものでどっぷり余韻に浸るのも良し!文字を読むのがしんどい人は、絵本でリフレッシュしてみるのもいいなと思ってます。

くわしくはこちらの記事にまとめています。

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8.写真を撮る

家から出られない時期でも楽しめる!

ダリア

始めやすさ:★☆☆☆☆ 費用目安:0円〜15万円

おすすめのタイミング:写真をSNSにUPしてみたいとき、備忘録として記録したいとき

カメラが好きなら、写真もおすすめです。

出かけなくても、

  • 観葉植物
  • ぬいぐるみ
  • ペット
  • 部屋のインテリア
  • 作った料理など

探すと、撮れるものはいくらでもあります。

最近のスマホはカメラ性能が上がってきて、一眼レフのように綺麗に写真が撮れます!(ちなみに上の写真はスマホで撮りました)

写真を撮るようになると、

「この花、こんな色だったんだ」「猫の瞳ってこんなにきれいだったんだ」と、普段なら気に留めないものに目が向くようになります。お気に入りの写真はSNSにUPしてみるのも良いですね。

9.料理・お菓子作り

休職中に手作り餃子

始めやすさ:★★★☆☆ 費用目安:500円〜3,500円

おすすめのタイミング:食欲がわいてきた頃、食べたいものが決まっているとき

料理も、自分のペースでできる趣味のひとつです。凝った料理を作る必要はありません。食べたいもの、好きな料理を一品作ってみる。私はよく餃子を作って、冷凍していました。まとめて大量に作って、毎日の晩ごはんのお供に。お菓子が好きな人は、ホットケーキミックス粉を買ってきてケーキを作ってみるのも楽しそうです。

「自分のために何かを作る」という時間そのものを楽しんでみてください。

10.カメラ散歩

家から出れるようになった時期に

始めやすさ:★★★★☆ 費用目安:0円

おすすめのタイミング:外出する余裕がわいてきた、景色を楽しみたいとき

さっきと少し重なりますが、写真と組み合わせてカメラを持って散歩するのもおすすめです。「今日は写真を撮りながら30分だけ歩こう」くらいの軽い目標でも構いません。私はよく鳩を撮って散歩していました。写真を撮ってわかったんですが、鳩にもいろいろな柄があって、目つきが全然違う。

この下の鳩と比べてみてください。どうでしょうか、目つき違うと思いませんか?

こんなふうに、散歩して出会う動物や植物を写真に収めてみるのも楽しいです。

外の散歩で撮れるものは、

  • 鳥や花
  • 夕日
  • 街の景色
  • 公園の遊具など

景色を活かした写真が撮れます。

最初は長い距離が歩けなくても、体力が戻ってくるにつれて、少しずつ散歩の距離を伸ばしていくのもいいでしょう。

【外に出られるようになったら】休職中におすすめの趣味

家の中で過ごすことに飽きてきたら、少しずつ外の世界へ出てみるのもいいでしょう。外出できる日が多くなった時に試してほしいことをご紹介します。

11.銭湯巡り

暖簾がかかった日本の店の入口

始めやすさ:★★★☆☆ 費用目安:500円〜1,500円

おすすめのタイミング:風呂キャンが続いているとき、平日のお昼に時間がある

私が面白いと思うのが、銭湯巡りです。「今日はどこの銭湯に行こう?」という目的ができるだけでも、お風呂に入るきっかけになります。というのも私はお風呂に入れない時期があって、風呂キャン7日目ってこともザラでした。

さすがに衛生面が気になる!と思って、はじめたのが銭湯巡りです。温泉施設と違って、銭湯は安い。

だから毎回違う場所へ行ってみたり、気に入った銭湯を見つけたり。入浴そのものだけではなく、「知らない場所へ行ってみる」という小さな冒険として楽しめます。

ただし、体調が悪いときは無理に出かけず、自宅でゆっくり過ごしましょう。

12.カフェ・珈琲店巡り

あたたかい照明のカフェの一角

始めやすさ:★★★☆☆ 費用目安:500円〜1,500円

おすすめのタイミング:美味しいコーヒーを飲みたい、甘いものが食べたい時

珈琲が好きなら、気になるカフェを探してみるのもおすすめです。

「今日はこの店に行ってみよう」と目的を決めて、遅めの時間に出かける。一人なら、人に予定を合わせる必要もありません。フラッと散歩で見つけたお店に入るのも良いでしょう。

お気に入りの店を探すだけでも、休職中の小さな楽しみになります。

私が見つけたお気に入りのカフェは、本が読めるところです。お店に本が置いてあり、自由に読めるところで、パッと目についたタイトルを手に取って最後まで読む。口が寂しい時は、チーズケーキを食べてます。

13.美術館・博物館巡り

絵画が並ぶ落ち着いた美術館の廊下

始めやすさ:★★★★☆ 費用目安:1,500〜5,000円

おすすめのタイミング:身だしなみを整えて外出できるとき、刺激をもらいたい時

人混みが苦手なら、比較的自分のペースで見て回りやすい美術館や博物館も候補になります。刺激を受けやすいHSPの人には、静かな空間でひとりのペースを保てるこの趣味が特に合っている気がします。

興味のある展示だけを見る。疲れたら帰る。全部見ようとしない。

私がよくやっているのは、全然知らない作家さんの絵を見に行くことです。期間限定で展示されているイベントで、事前情報なしで絵だけを楽しむスタイル。解説は余裕があるときに読みますが、基本はスルー。気になる絵を見つけて、20分ぐらい、じ〜っと見るようにしています。

作家さんならではの細部まで塗られた絵の具、グラデーションの美しさに刺激をもらえます。

「仕事とは関係のないものに触れる」という意味でも、良い気分転換になりますよ。

【体力が戻ってきたら】休職中におすすめの趣味

さらに体力が戻ってきたら、外で体を動かす趣味にも挑戦してみるのはどうでしょうか。私が実際にやってきた趣味をご紹介します。

14.登山・ハイキング

始めやすさ:★★★★★ 費用目安:1,500〜7,000円

おすすめのタイミング:体を動かしてリフレッシュしたい時、自然に癒されたい日

私自身、登山をするようになってから、休日の過ごし方がかなり変わりました。山の中を歩いていると、仕事のことを考える時間が自然と減ります。ただ、登山は体力を使うので、休職直後から無理に始める必要はありません。

まずは近所を散歩する。次に少し長めに歩いてみる。体力が戻ってきたら低山へ行ってみる。というように、段階的に始めるのがおすすめです。

私は休職の終盤あたりで、初めて近くの山に登りました。標高400mくらい、登り2時間・下り1時間ほどの、トイレもあって道が整備された、ハイキングに近いコースです。「少し体を動かしてみよう」というくらいの気持ちで始めたんですが、帰りに銭湯に行って汗を流すのが気持ちよかった。下山後のご飯がどんなごはんよりも美味しい。当たり前のことが当たり前じゃない、そんな気づきをくれた趣味のひとつです。

鳥のさえずり、葉っぱが風に揺れる音、ジメッとした地面の香り。

HSP気質のある私には、自然との相性が良いようです。非日常な世界を存分に味わいたいときにチャレンジしてみると良いでしょう。

体調に不安がある場合は、主治医などに相談したうえで、まずは散歩や平地歩きから始めましょう。

15.日帰りキャンプ

始めやすさ:★★★★★ 費用目安:7,000円〜

おすすめのタイミング:やる気が戻ってきたとき、休職から復帰するとき

自然が好きなら、キャンプもおすすめです。なぜ日帰りキャンプがおすすめかというと、道具が不要だからです。BBQコンロはレンタルできる所が多く、屋根ありの場所もあります。

余裕があればテントを張っても良いですし、珈琲を飲んで、自然の中でゆっくり過ごすのもいい。

私は復職前に家族で日帰りキャンプに行きました。自宅から車で2時間くらいの場所で、「復帰祝い」として計画を立ててくれたみたいで、最初は準備するのが面倒だなと思っていました。でも、道中のスーパーで買った牛肉と、塩胡椒で味付けした豚肉を炭火で焼いて食べたら、面倒だと思っていたのも忘れるくらい、自宅で食べるより断然美味しくて。近くに川があり手をつけると、ひんやりして気持ちいい。すぐに、行ってよかったなと思いました。

ただし、キャンプも登山と同じで、ある程度の体力が必要です。キャンプに慣れている友人に頼るのも良いと思います。最初は無理をせず、設備の整ったキャンプ場や、負担の少ないスタイルから探してみてください。

休職中の趣味は「今の自分」に合わせて選べばいい

ここまで15個紹介しましたが、全部やる必要はありません。その日の状態によって、選ぶ趣味を変えていいのです。

回復の段階合う趣味
気力がないとき観葉植物・珈琲・アロマ・音楽・映画
少し元気が出てきたら編み物・読書・写真・料理・カメラ散歩
外に出られるようになったら銭湯巡り・カフェ巡り・美術館巡り
体力が戻ってきたら登山・ハイキング・キャンプ

大切なのは、「今の自分にできること」を選ぶことです。

昨日できたことが、今日はできない。

それでも構いません。

休職中は、体調や気分に波があるのが自然です。

私が休職して感じた、趣味の大切さ

私自身、会社員として働いていた頃に休職を経験しました。

休職したばかりの頃は、趣味を楽しむ余裕なんてありませんでした。

「何かしよう」と思うことすら負担になる。そんな時期もありました。

でも、少しずつ回復してくると、仕事とは関係のないことに目を向けられるようになりました。植物の世話をしたり、珈琲を楽しんだり。さらに元気になってからは、写真を撮ったり、銭湯に行ったり、山へ出かけたり。

そして今では、登山やキャンプなど、以前の自分なら考えていなかったことも楽しんでいます。

振り返ってみると、趣味そのものが私を回復させたというより、「仕事以外にも、自分の世界がある」と感じられるようになったことが大きかったのかもしれません。

会社に行けない自分。働けない自分。何もできない自分。

休職中は、そんなところばかりに目が向いてしまうことがあります。

でも、仕事をしていない時間にも、自分が好きなものや、楽しいと思えるものはちゃんとあります。それを少しずつ取り戻していくことも、休職中の大切な時間なのだと思います。

まとめ|休職中におすすめの趣味は「少し楽しい」と思えることから

休職中だからといって、毎日を有意義に過ごす必要はありません。

最初は何もしなくてもいい。少し元気が出てきたら、珈琲を飲んだり、植物の世話をしたりする。

さらに余裕が出てきたら、編み物をしたり、銭湯へ行ったりする。体力が戻ってきたら、写真を撮ったり、山へ行ったりする。そんなふうに、そのときの自分に合わせて趣味を選べばいいと思います。

休職中に大切なのは、「何かを成し遂げること」ではなく、「自分が少し楽しいと思える時間を取り戻していくこと」なのかもしれません。

今は何もする気になれないなら、無理に趣味を探さなくても大丈夫。

いつか「これ、ちょっとやってみたいな」と思えるものが見つかったら、そのときにゆっくり始めてみてください。

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※本記事は筆者の体験に基づくものであり、医学的な診断・治療を目的としたものではありません。心身の不調が続く場合は、医療機関や専門家にご相談ください。
相談先の例:厚生労働省「こころの耳」(働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト)
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この記事を書いた人

職場の人間関係やパワハラに悩んだことをきっかけに、「となりの繊細さんラボ」を立ち上げました。繊細な気質ゆえに、がんばりすぎてしまったり、人の顔色を気にしてしまったり。同じようにしんどさを感じている方に向けて、体験談や対処法を発信しています。この場所が、少しでも心を休められる“ひとやすみの場”になれば嬉しいです。

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