HSS(ハイリー・センセーション・シーキング)とは
HSS(High Sensation Seeking)とは、「刺激を積極的に求める気質」のことです。アメリカの心理学者マーヴィン・ジャッカーマン博士が提唱した概念で、著書『Sensation Seeking: Beyond the Optimal Level of Arousal』(1979年)の中で体系化されました。
HSSの気質を持つ人には、次のような特徴があるとされています。
- 新しい体験や挑戦が好き
- 変化や刺激を求める
- 退屈することが苦手
- 行動力があり、決断が早い
HSPが「刺激に敏感に反応する気質」であるのに対して、HSSは「刺激そのものを求めにいく気質」という違いがあります。どちらも生まれ持った気質のひとつであり、優劣や良し悪しを表すものではありません。中には、HSPとHSSの両方の特徴をあわせ持つ「HSP-HSS型」と呼ばれる人もいて、「刺激を求めるのに、すぐ疲れてしまう」という一見矛盾した感覚に悩みやすいと言われています。
HSPとHSSの違いは、こちらの記事でくわしく解説しています。
「新しいことに飛び込みたくなるのに、あとでどっと疲れる」——そんな矛盾を感じたことがある人へ。20の質問に答えるだけで、自分の中の「刺激を求める気質(HSS)」を点数で振り返れる、当サイトオリジナルのセルフチェック診断を用意しました。合計点に応じた4タイプの特徴もまとめています。
あかり私、新しいカフェとか知らない場所に行くのは好きなんだけど、帰ってくるとなぜかぐったり疲れちゃって…自分でも矛盾してるなって思ってた。
ゆうきそれ、「刺激を求める気質(HSS)」が関係しているかもしれません。今回、当サイトオリジナルの点数形式のHSS診断を作ってみたので、まずは気軽に試してみませんか?
このHSSセルフチェック診断でわかること・使い方
このHSSセルフチェック診断は、20の質問に0〜3点で回答していくだけで、合計点からあなたの「刺激を求める気質(HSS)」の傾向がわかる無料の診断ツールです。難しい登録や個人情報の入力は一切不要で、その場ですぐに結果を確認できます。
すべての質問に直感で回答し、最後に「結果を見る」ボタンを押すと、合計点と4つのタイプのうちどれに当てはまるかが自動で表示されます。点数はあくまで目安であり、良い悪いを測るものではありません。気になる項目があれば、深呼吸してから素直に答えてみてください。
HSSセルフチェック診断(全20問)
以下の20問について、それぞれ0〜3点のうち直感で当てはまるものを選んでください。全問に回答すると「結果を見る」ボタンで合計点とタイプが自動的に表示される、点数形式のHSS診断になっています。
合計点でわかる4つのタイプ
HSSセルフチェック診断の合計点は0〜60点の範囲になります。ここでは点数帯ごとに4つのタイプへ分けて、それぞれの特徴と付き合い方のヒントをまとめました。自分の点数がどこに当てはまるか、参考にしてみてください。
0〜15点|HSS傾向は低めタイプ
今回のセルフチェックでは、新しい刺激や変化を強く求める傾向はあまり見られませんでした。慣れた環境や見通しの立つ状況の方が、落ち着いて過ごせるタイプかもしれません。もしHSPセルフチェックの点数が高かった場合は、刺激を控えめにするペースの方が合っている可能性があります。
16〜30点|HSS傾向がやや見られるタイプ
状況によっては新しいことに惹かれる場面もありますが、日常的に強い刺激を求めているわけではなさそうです。「今日は新しい場所に行きたい」「今日はゆっくりしたい」というように、気分によって波があるタイプかもしれません。
31〜45点|HSS傾向が高いタイプ
新しい体験や変化を積極的に求める気持ちが強めに出やすいタイプです。退屈な状態が続くと、物足りなさを感じやすいかもしれません。もしHSPセルフチェックでも高得点だった場合は、「刺激を求めるのに疲れやすい」というHSP-HSS型の矛盾を感じやすい可能性があります。
46〜60点|HSSの特性が非常に強く出ているタイプ
スリルや新しい経験、変化への欲求がかなり強く出ている可能性があります。じっとしているより動いている方が自分らしいと感じるタイプかもしれません。ただしHSP傾向もあわせ持つ場合、刺激を求めた後にどっと疲れてしまうことがあります。その場合は「HSPとHSSの違い」の記事もあわせてチェックしてみてください。
診断結果はあくまで参考に——大切なのはここから
このセルフチェックは、心理学者マーヴィン・ジャッカーマン博士が提唱した「刺激希求性(Sensation Seeking)」の概念を参考に作成した、当サイト独自の目安です。医学的な診断や心理検査に代わるものではなく、結果を保証するものでもありません。気になる状態が続く場合や、日常生活がつらいと感じる場合は、心療内科・精神科など専門機関への相談をおすすめします。
点数が高くても低くても、それはあなたの感じ方が「間違っている」ということではありません。自分の傾向を知ることは、しんどくなる前に自分に合った刺激の量を見つけるための、ひとつのきっかけになります。
あかり「刺激を求めるのに疲れる」のって自分だけじゃなかったんだって、点数を見て初めて安心できた気がする。
ゆうきHSPとHSSは両方持っていることも珍しくありません。両方の傾向を知っておくと、自分に合った刺激の量が見えてきやすくなりますよ。



