「もう無理かもしれない」
そう思いながら、それでも仕事に行っていた時期があります。
人間関係もしんどいし、仕事もきつい。
でも「自分が我慢すればいい」と思って、5年働き続けていました。
これは、繊細な私が職場で限界を迎えて、抜け出すまでの話です
昭和の空気が残る職場で
私が働いていたのは、40人規模の中小企業。
家族経営で、考え方はかなり昭和寄り。
例えば
- 自分の飲むコーヒーを女性に用意させる
- FAX中心の超アナログ業務
- 飲み会はほぼ強制参加
といった、当時20代の自分には衝撃的な社風がありました。
社員の年齢層は40〜50代が中心で20代はほぼいない環境、同世代はほとんどおらず価値観の違いを感じる場面も多かったです。
1人で3人分の仕事を回していた
産休・育休に入る人が続き、 気づけば私は3人分の仕事を抱えていました。
中小企業なので人員に余裕はなく、 誰かが休めばその分の仕事はそのまま自分に返ってくる。
「なんでこんなにしんどいんだろう」と思いながらも、 とにかく回さないといけない毎日。勇気を出して上司に相談しましたが、その後も人員を増やすこともなく….。
周りにSOSを出せない自分の性格を悔やみました。
「自分でなんとかしよう!」
「まだまだ大丈夫!」
嫌な顔をすれば、職場内の関係が壊れてしまうから
自分にそう言い聞かせて、ひたすら働きました。
人間関係もしんどかった
内勤だったので、 苦手な人とも同じ空間で過ごし続けないといけない。
女同士の同調圧力や、 グループ意識の強さもあって、「ここにいるだけで疲れる」そんな感覚がずっとありました。
例えば、上司の愚痴や噂話を平気で喋る人がいるんです。
自分はどうでも良いやと思っていても、同じ空間にいるから丸聞こえ。
しまいには「あなたはどう思う?」と、意見を求められる始末。
仕事に集中したいのに、できない!
飲み会で話すならまだしも、仕事中に他人の悪口で盛り上がる雰囲気がしんどい。
限界だった出来事
私はどちらかと言うと、静かに目の前の仕事をこなすタイプです。
コミュニケーションは必要な時だけ、仲良しなフリをするのも面倒ですし、職場内で友達を作る気も一切ありません。
ただ仕事をこなし、どこにも属さずに、たまに飲み会に現れる。
「暗い」「大人しい」「面白くない」
こんな私でも、仕事さえ真面目にやればいつかは報われるだろうって。
そんな「真面目な社員」でさえ
ありもしない、変な噂を流すモンスターがいるんです。
どこの会社にでもいる「嫌な人」に、私は限界を感じました。
さらに、
産休に入った先輩の方との関係、いろんなことが積み重なって、
「もう会社に行けない」
と、心が静かに壊れていくのを感じて
耐えて、耐えて
入社5年目になる日、自宅から出れなくなりました。
退職して1年間、何もしなかった
仕事を辞めたあと、 私は約1年間、いわゆる“無職”の状態。
朝6時に寝て、18時に起床
YouTubeや映画を見て1日を過ごす、ザ引きこもり生活。
何もしたくなくて
何もやる気が起きなくて
厳しい現実から逃げたくて、私は外に行くのさえ億劫に感じていました。
外に出るのは病院と買い出しだけ。
もう人として終わってるんじゃないかと、自分を責めて。
今思うと
この時間は必要だったし、 メンタルの回復に専念していた期間でもありました。
無理に働こうとせず、 まずは自分の状態を整えることを優先しました。
自分に合う働き方を考えた
少しずつ元気になってから、 自分のことを振り返りました。
- 本当は何がしたいのか
- 何が得意なのか
- どんな働き方なら無理しないでいられるのか
その中で気づいたのは、
「正社員じゃなくても生きていける方法がある」ということでした。
私は、自分のやりたいことはきっと叶わないだろうし
正社員じゃなきゃこの先、生活できないだろうって思ってた、大間違い。
今は、前よりもずっと楽に生きている
今は、自分のやりたいことをベースに 無理のない働き方をしています。
独身で、子どももいなくて、正社員でもない。
いわゆる“普通”ではないかもしれないけど、
今の方がずっと楽しくて、前向きに生きられています。
同じようにしんどい人へ
もし今、
- 職場がしんどい
- 人間関係に疲れている
- なんとなく限界を感じている
そんな状態なら、
無理に頑張り続けなくても大丈夫です。
一度立ち止まることも、
ちゃんと“前に進む選択”だと思います。
ここは、「繊細な人が無理せず生きる方法」を考える場所です。
少しでも気持ちが楽になるヒントを、これから発信していきます。
